皆さん、こんにちは。
海外駐在帯同夫のオワナットです。
先日、駐在帯同夫になられたばかりという方からメッセージをいただいたことを書きましたがその中で駐在帯同夫として発信してほしいと要望があったのが大きく次の2点。
①アメリカでの過ごし方は?
a. 日頃どう過ごしていたか?
b. 米国就職に役に立ったことはあるか?
c. MBAやMasterへの進学についてどう思うか?
②帰国後のキャリアをどう考えているか?
どちらも以前に書いたことがあるかもしれませんが実際に何年か経って変わっているかもしれない思いを書こうかなーと。
まずは①だけ書こうとしたら予想以上に長くなったので①.a.で
①アメリカでの過ごし方は?
a. 日頃どう過ごしていたか?
↑なんか見出しつけたらばりお洒落なった。(笑)
これは渡米してからの最初で最後の悩みですね。
仕事を始める前は朝起きてジムやプールに行き眠気を覚ましたところで朝ごはんを食べ、妻を見送り、洗濯をし、そこからNetflixを見たりYoutubeを見てベッドでゴロゴロしたりしておりました。そして夕方になるとお買い物に行き、家に帰ってから晩御飯の準備をするという生活でした。
仕事から解放されNetflixやプールでプカーっと浮かぶ生活が楽しかったのは1週間ほどだけで、そこからは1日の時間をどう潰すかを考えていました。時間潰しできるものを考えることすらもストレスでしかなかったです。日本では自分の時間が取れないぐらいには働いていたので急に時間だけを与えられても何もできないというか。仕事している時には時間ができたらやりたいことが沢山あったはずなのに何をしたら良いか戸惑うというか。
更には自分で稼いで貯めたお金があるにも関わらず、買い物やUber eatsを注文する時は『今、自分でお金稼いでないしなー。あんまり高い買い物をしないようにしないとなー。』ということが頭をよぎる始末。まあ要するに家計に悪影響がないようにひっそり行動していました。
社会人になってから割とずーっと走ってきた人生だったので『何しについてきたんだろう。』と落ち込むことも勿論ありました。
駐在妻/駐在夫のコミュニティでよく見るキャリアの断絶論のように『あー、俺のキャリアに傷ついた。今後どうするんやろ~』と思うことも正直ありました。
ただ、ふと1カ月ぐらい経ったときに思ったんですよね。
この帯同って確かに交通事故並に突発的なものではあったけれども一緒に行くことを決めたのも自分だし、仕事辞めることを選んだのも自分だしなーって。過去の決断に負い目を感じてもしょうがないなーって。
っていうかそもそもキャリアの断絶を嘆くほど素晴らしいキャリアでもなくね?、これからのキャリアの方が圧倒的に長いしなーとかとか。
それからは自分の長い人生にプラスになるかもしれないこと・苦手なことをやっていました。
具体的には苦手な勉強です。洗濯を終えた後に図書館に行き、とある資格とTOEFLの勉強をしていました。
帯同されたばかりだと家で時間を持て余している自分と日本の友人や同期を比較して現状に不安になることも多々あると思いますが個人的には人生の中で数年ぐらいそういう期間があっても別にいいんじゃない?と思います。少なくとも私は今となっては必要な時間だったなと思います。主夫/主婦の大変さも身をもって実感することができたし。
まあ極論、他人の目なんか気にせず自分の好きなようにしたらよいかと!
っていうとせっかく連絡していただいたのに味気ない気がするので。
もし今、駐在帯同夫になりたてで、ある程度時間があるとすれば、私なら駐在夫という括りでのコミュニティでなくて駐在妻も含めた駐在帯同人としてのコミュニティをスモールスタートで作りたいですかね。そして、そこでお金になるようなサービスの議論をし実現させる。最終的には永住者の方含む世界中にいる日本人の生活をサポートするようなビジネスをもつコミュニティの形成とかやってみたいです。
おそらく現在、駐在妻/夫のコミュニティで何かサービスを世の中に提供していることってないと思うんですよ。
あるのは在籍者何百人などを前面に出している駐在妻/夫のお悩み相談会、または、ガードレール下のサラリーマンの愚痴大会に似たようなものだけのような気がしていて。
『帯同前の注意事項は?』とか『帯同することでキャリアが断絶されるのか?』、『帯同後の試練は?』という不安を煽るものであったり、駐在妻/駐在夫の帯同の苦悩や配偶者への愚痴を吐き出したり、共感や同情を得るとかね。
そういった場も必要なのかもしれないですけど、そうではなくて駐在期間に帯同している方々の各々の知見や専門性を合わせて何かサービスを提供するといったコミュニティみたいなのがあればいいのにとか思うのです。
なのでもし今持っているやりたいことがなければ、そういう場所を作ることに注力すると思います。
最後にこのブログで一番言いたいことは、
まだ見てくださっているかわかりませんが記事にするのが遅れて大変申し訳ございません!!
読んでいただきありがとうございます!!