大和田BASEは「大和田をたのしくする基地」というモットーで活動しており、頑張る飲食店を応援するとともに、この機会に改めて個性的な大和田地域のお店を紹介していきます。
第2回目に紹介するお店は、京成大和田駅の南口から歩いて30秒ほどのところにある「そば喫茶去 万屋」さんになります。
趣のある正面入り口です。
今回の取材は、14時過ぎから実施しました。大和田駅から歩いてすぐということもあり、筆者は結構な頻度で利用していますが、落ち着いた雰囲気を醸し出す、万屋さんの店内は心地よいものがあります。
インタビューは、マネージャー(写真右)にお聞きいたしました。
― この度はお時間いただきありがとうございます。最初に本店について簡単に説明をお願いいたします。
(マネージャー)
創業72年になる当店ですが、そば粉は毎朝つきたて、出汁はとりたて、お蕎麦はゆでたて、天ぷらはあげたての提供を心掛けています。
安定して美味しいものが食べられるお店を目指しているため、お昼は1,000円以内のセットもご用意しております。また、メニューや看板もお店のスタッフが手作りするなど、スタッフに恵まれていると思います。
― こちらのメニュー(写真参照)をスタッフの方が手作りされているのですね!作成にはどのぐらいの時間がかかったのでしょうか?
(マネージャー)
今は夏メニューに変えているのですが、一人のスタッフが毎日少しずつやって、1か月程度かかったと思います。それ以外も細かくメニューのレイアウトを変えています。
― おつまみ等の単品メニュー(写真参照)もですね?
(マネージャー)
はい。以前より単品メニューもあったのですが、やはり写真を見て決められるお客様も多く、「うな重の鰻のみ」は頭側の身の写真を載せたところ、注文する方が多くなった一品です。
― 大和田地域についてはどのような印象を持たれていますか?
(マネージャー)
(大和田駅南側の)区画整理によって商店街のお店が無くなったり、駅前に商業の流れが無くなってきて、寂しい状況になってしまっています。しかし大和田は、私が生まれたところですし、安心するところですので、小さいお店であっても続けてきたいと思います。
― 私としてもぜひとも続けていただきたいと思います。ちなみに今回の新型コロナウイルスに伴い、どのような対応をされていますか?
(マネージャー)
従業員はマスク、消毒の徹底を行っています。
出前やテイクアウトはチラシ、まいぷれ八千代、八千代TAKEOUTアプリ、Facebookページ(https://www.facebook.com/yorozuya.yachiyo/)にて対応しています。
しかしながら、今回の新型コロナウイルスの影響でお客様は7割減の状況です。当店は駅前ということもあり、比較的お客様もいらっしゃるほうだと思いますが、それでもこのような厳しい状況となっています。
― それでは、ランチメニューをいただきたいのですが、おすすめメニューは何になるのでしょうか?
(マネージャー)
やはり天せいろだと思います。
― それでは、天せいろをお願いいたします。
天せいろはせいろそばと、天ぷら4種(えび・キス・なす・しし唐)、そばつゆと天つゆがついており、薬味もネギ・ワサビ・大根おろしがあります。どれから食べようか、どのように食べようか非常に悩みどころです。まずはそばから食べると、ゆでたてで冷水で絞められたそばはしゃっきりとした歯ごたえで、濃いめの汁との相性は抜群でした。揚げたての天ぷらは、えびはぷりっぷり、キスはふっくら、なすはとろけて、しし唐はさわやかな苦さが暑さにぴったりでした。天ぷらは天つゆにつけても、そばと一緒に汁につけてもおいしくいただけます。最後にそば湯を汁に入れて飲んで、大満足の一品でした!
~食後~
― それでは、最後に一言ございましたらお願いいたします。
(マネージャー)
コロナに負けずに頑張っておりますので、近くにお寄りの際はぜひご利用ください。
― 本日はありがとうございました。
今回 のインタビューを通して、大和田に対する思いを聞き、ますます利用したいお店になりました。これからも大和田で、万屋さんのそばが食べ続けられるように、この記事が少しでも力になれればと思います。
(取材日:令和2年5月2日)
(記:宮内 撮影:西平 監修:相馬)















