昨日はだらだら書いてしまったので、今日は昨日の要点をまとめてみよう。

 

注意するときの心得。

 

① 平常心を保ち、「駄目だったところを具体的に指摘する」そして、

「なぜだめなのか」を注意する。

 

 注意) 決して、その人の人格を否定しない。

      駄目だったポイント以外のところを指摘しない。 

     (例) 「そんなことも出来ないの」

         「だからあなたはだめなのよ」

         「何回いわれたら出来るの」

      (これをいわれたからって、何が駄目なのか、

      なぜ駄目なのかはまったく分からない。

      → いわれた人を傷つけるだけ

   

     言い手の裁量で変わるような言葉は使わない。

     (例) 「あんた、センスないね」(どういうセンス?)

         「ちゃんとやってよ」(ちゃんとってどうやったら、ちゃんとなんでしょうか?)

         「しっかり見といてっていったじゃない」(見ておいてほしいポイントを具体的に示すべき)

         「気をつけて」(どこをどう気をつけるべきなのか、示すべき)

         「周知徹底する」(具体的にどうしたら全員に周知出来るかを示す

            

 

② 褒める→ 注意する → 褒める のサンドイッチ。

 

    褒めると 注意は 7対3.

    が黄金バランス。らしい。

    

    最低でも褒める割合が多めに。

 

    ポイント。

    具体的に褒める→ 具体的に注意する。

 

    そして、最後にもう一度褒め、

    この会社にあなたは必要なのよという感謝を示す。

 

 

ただし、これは、きちんと注意したら直せる人への

注意の仕方です。

 

注意しても、やる気が無い、変える気がない、

右から左へ受け流すタイプの人たちへは効き目がありませんので、

あしからず。

 

イラスト Noenoe Artwork