過去4回の講習会、

その他、いろいろな方とであって,

お話をうかがい、

いろいろ考えて、

 

苦しいときも

暗中模索だったときも

 

うれしいときも

 

たくさんありました。

 

まだまだこれから考えなくてはならないことは

たくさんあるけれど、

 

今、

思っていることを。

 

 

私は今まで、

「管理者が変わらなければ、

現場が変わらないのではないか」

と思い続けてきました。

 

だって、管理者が施設内の実権を握っているのだから。

 

だから、講習会の広告にも

「管理者の方に来てほしい」

とたくさん書きました。

 

もちろん、管理者の方々に聞いていただくことは、

本当にありがたく、

少しでも現場に導入できることがあったら

していただきたい。

 

それは変わってないし、

それが現場が変わるには最短距離。

 

が、

私ができることはもっとあるんじゃないか。

 

それを考えていた3ヶ月でした。

 

 

苦しんで出た答えは、

「現場に居る介護士さんたちに話しを聞いてもらうこと」

だと思いました。

 

現場15年。

日本、ニュージーランド、オーストラリアで介護をしてきました。

 

日本の忙しかった介護士生活。

でも、いいところもたくさんありました。

 

だから、ニュージーランドでもオーストラリアでも

たくさん仕事をもらえて、認めてもらえた。

これは紛れも無い事実です。

 

日本に介護士として育ててもらった。

 

しかしながら、

苦しくて苦しくて仕方ない時もありました。

 

不定休、変動シフトによる体力の限界、

腰痛、

それに

精神的負担が大きかった。

 

責任の大きさで押しつぶされそうだった。

 

そんな経験をしたからこそ、

わかることがある。

 

現場に居なければ、わからなかったことがある。

 

自分と同じような経験、

むしろ、それより苦しい思いをしている人たちを

放って置けないのです。

 

経験をシェアして、

「考える介護士を増やす」

 

現場の方々は、

体力的にも精神的にもつらいでしょうが、

そこで考えるのを止めてしまったら

負ける。

 

何も変わらない、変えられない。

 

退職するだけが、解決策ではないと

私は思っています。

 

だって、理想の職場なんてそうそう無いですもん。

 

理想の職場、作りませんか?

そしたら、自分たち主体で動いていくしかない。

 

それには知識が必要です。

これは紛れも無い事実です。

私もまだまだ勉強中。

知識には終わりが無いからです。

 

甘いことではないというのは

分かっています。

 

でも、あきらめたら、なんも変わりません。

 

だから、みんなでがんばろう。

私は、応援します。

 

 

だから。

まずは、「オーストラリアの介護」

知ってくださいませ。