介護のスタンダード。
2012年03月05日(月) 13時10分09秒
テーマ:オーストラリアでの介護
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こないだ、日本の介護に携わってみえるかたが、
研修でアデレードにみえました。
うちの施設で
1対1で介護士について回った方が。
「あれだったら私、できるなって思いました」
とのこと。
そのときの聞こえは、正直よくなかったけど。。。
後で考えたら、
それでいいんだ!
そうゆう風にできてるんだ!
と気づきました。
まず学校で介護技術や法律をまなんで、
施設には「ケアプラン」(日本のケアプランとは違い、日常のケアの計画です)
と呼ばれる、
その入居者に関してのほとんどの情報
(ADL,移動手段、アレルギー、性格、トイレの時間、就寝、起床時間など)
が書いてあるファイルがあり、
担当する介護士は仕事を始める前にそれを見なければいけません。
逆に言うと、
ケアプランを見れば、
介護士なら誰でも仕事ができる、同じケアを提供できる
ようになっているのです。
性格や癖など細かいところでの違いはありますが。
これを悪いと思うかいいと思うかはその人しだいですが。。。
いろんな介護士がいるからこそ、
スタンダードを確立しなければいけない
ということなのでしょう。

イラスト ニョエ