体調不良でしばらく携帯が使用不可だった。
担当医からは一進一退とのこと。
相変わらず外出は短距離のみ。
正直、出来ない自分に苛立ってきている。
今日はいつもより涼しい。
ベッドに横になっていると、会津若松に住んでいたことをふと思い出した。
日新町から住宅街を抜けていくと、川沿いの細い道がある。
そこを散歩しながらよく聞いていた、acidmanの「ALMA」。
以下歌詞引用
「輝く星に明日が見えるまで
僕らは手を伸ばす
時の流れに消えてしまわぬように
僕らは愛を抱く その日まで
愛を抱く
約束しよう」
※acidman「ALMA」
作詞・オオキ ノブオ
作曲・acidman
思いだす景色。
夕方から夜に変わる、オレンジとブルーが重なる時間。生暖かい風が、涼しい心地よい風に変わる時間。
遠い山波に沈む夕日、淡く光り出す星、ポツポツと灯り出す灯り、夕飯の匂い、草の香り、そして小さな公園に似合わない測定器のLED、色んなものが浮かぶ。
あの街は、今もあのままなのだろうか。
今、病室から携帯を打ってる間も、あの時間は流れているのだろうか。
あの時と同じような気持ちで、あの景色を見ている人はいるのだろうか。
また、あの景色を見ることが出来るのだろうか。
分からないけど、なんの保証もないけど
いつかまた。