球春!センバツ高校野球 大会第1日目 | カメラマン目線な熱狂的マスコミファン

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甲子園、センバツがいよいよ始まった。

曇り空であったが「青春アミーゴ」のメロディーが球場に響き渡り、

全32校が堂々と行進をした、いよいよ熱戦が始まるテンションがあがる。


senbatu


第1試合 地元神港学園が11年ぶりのセンバツ勝利で開幕!


神港学園(兵庫) 4 - 0 南陽工業(山口)

いきなりまず神港学園の先発投手にびっくりした。

秋季大会ではベンチ入りもせず、選抜メンバーに入って

いきなりの公式戦初登板、背番号12の2年生右腕・林投手だったからだ。


調子のいい選手をどんどん使うという北原光広監督ならではの采配。

甲子園でエースナンバー1をつけた強打者でもある山口投手はファースト。


立ち上がりは非常に不安定で公式戦初登板という緊張感が伝わる。

おいおい、大丈夫か。。。などと思っていながらも両校立ち上がりが悪い。


ほぐれてきて湿ったグランドにもなれた神港が3回に先制。

4回にも追加点をあげて徐々に神港ペースになっていた。


しかし印象としてはちょっと雑な雰囲気もあった。

何度もバント失敗、いくらグランドコンディションが~っていっても

少し一人のランナーを大切にっていう感じが無かった。


6回の追加点もリードオフマン蒲田選手の三塁打と

強打の山口選手の二塁打と長打攻勢での追加点であった。

次の戦いでも投手を攻略できたらいいんですが。。。


林選手は縦に落ちるカーブが非常によかった。

昔こういうカーブ投げる投手多かったんですが、今は

やはりスライダー(高速)系投手が多いので面白かった。


終盤に緩急をつけて外角へのストレートが高めに浮いていたが

ピンチをすべてけん制でアウトにするなど、マウンドさばきがうまい!


公式戦初登板ながら南陽工打線を7安打に抑えて完封はすごい。


秘蔵っ子に加えて神港伝統の繋ぐ野球が甲子園でできたら

非常に乗ってきそうな予感をさせる第一試合でした!


第2試合 関東王者の意地!完封勝利で成田が初出場初勝利!


小松島(徳島) 0-3 成田(千葉)


四国王者の小松島と関東王者の成田の試合は緊迫する投手戦。


三枚看板右腕がいる成田はその中でもエースである唐川投手。

小松島もチームのエースである右腕・安達投手をぶつける。


両チームともやはりグランドが悪いのか?犠打の失敗が目立つ。


それでもやはり光るのは速球がびしっときまる唐川投手。

小松島打線が打てない雰囲気がだんだんでてきた。


粘る安達投手であったが6回に秋季大会でもチーム1,2の

高打率の二人、4番荒木、5番斎藤が連続の適時打で2点を先取。


8回もこの二人のヒットをきっかけに追加点。


やはりチームで打つべき人が打ったらピッチャーもテンポが良くなる。

高校野球は特にそれが投手によって非常によく表われる。


唐川投手は見事な5安打完封完投、二桁の10奪三振も見事!!


次の神港学園でも投げるのか?注目です。


第3試合 強豪智弁和歌山が貫禄の勝利!秘めたる力は本物か?


伊万里商業(佐賀) 0-4 智弁和歌山(和歌山)


注目の強豪高である智弁和歌山が圧勝したイメージであった。


伊万里商バッテリーは非常に粘りがあり、堂々と試合をしていた。

1回の1アウト満塁のピンチを2者連続三振で乗り切るなど

「これはもしかしてもしかする????」という期待も少しあった。


しかし序盤の3回で3失点。3回にはエラーがらみでさらに追加点。


繋ぐ野球、粘りの野球が持ち味の打線であったが、

夏の初戦敗退を味わった悔しさをバネに成長した

エース・竹中投手のまえに4安打しか打てなかった。


注目の大型スラッガーである橋本選手の爆発はなかったものの

チーム力がやはり総合的に非常に高いチームの印象があった。

これで打線が爆発しだしたらもう勢いは止まらないかも。。。


竹中投手の4安打完封は甲子園での自信がついたと思う。

優勝候補筆頭ともいえる強い智弁和歌山が甲子園に帰ってきた!!


~ 第1日目感想 ~


グランドコンディションが悪い中での試合。

それでも春はやはり守備力が結構大事なのは毎大会そうだ。


春はエラーが多い。まあ数字にも表われているんですが。。。

犠打の失敗も非常に多かった様に思える。


堅実な守備を誇るチームが順当に勝ちあがれる。

そして今日は特に勝った3チーム共にピッチャーが良かった!


神港の林投手などは本当に驚かされて、成田の唐川投手と

智弁和歌山の竹中投手は前評判どうりの投球内容に圧倒された。


いやー、やっぱり甲子園、高校野球はいいですな。