2025年8月16日(土)
地球が丸く見えるーー。
緩やかな坂の上の丘に立つ柱。
そこに書かれたこの言葉が誇らしげに見えた。
北海道中標津町の観光名所、開陽台。
標高270㍍の展望台で広大な北海道の景色が見える。
予定外で訪れた展望台は素晴らしい場所だった。
17日のねむろシーサイドマラソンのため、
16日に羽田から根室中標津空港に向かった。
14:15ごろ中標津空港に到着し、
14:45の根室行きバスに乗る予定だった。
2時間後の17:00前に根室に着くはずだった。
ところが、羽田からの便が遅れて15時過ぎに到着。
14:45のバスは既に出発していた。
タクシーで根室まで行けば3万~4万円かかるという。
やむなく17:50のバスを待つことになり、
空き時間を使って開陽台を見学した。
1枚目の写真の展望台からの光景。
360度ぐるりと見渡す限り牧草地や原野が広がる。
ビルや住宅など人工的な構造物は見当たらない。
切れ目なく広がる水平線が地球の大きさを感じさせる。
好天で青空が広がり、気分は爽快。
展望台のカフェで名物のソフトクリームを食べた。
上に載っているのは小熊のお菓子。
「熊には合わない方がいいけど」と笑って買った。
広大な牧草地では生後間もない牛を預かる。
町の運営する牛の保育園だ。
残念ながら、この日は子牛の姿は見えなかった。
17:50発のバスは夜の道を快走。
行きかう車は少なく、周囲は暗闇。
道路に鹿や熊が出てきたらどうなるか気になった。
結局は何事もなく20時ごろ根室に到着した。
スケジュールは狂ったが、いい観光ができた。