第8回神戸マラソンは好天の青空の下で開かれた。
神戸マラソンは四年ぶり四回目。
12年の第2回からは三年連続で出場した。
馴染み深い大会だ。
今回も気持ちよく完走。
やっぱりいい大会だった。
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午前9時少し前、
神戸市役所(左のビル)前をのフラワーロード。
2万人のランナーが黄色い手袋の手を上げた。
ひまわりは、阪神・淡路大震災からの復興のシンボル。
ちょうど、復興の思いを込めた歌
「しあわせ運べるように」の歌声が響いた直後に、
ひまわりの”花”が咲いた。
走れることの喜びと感謝で、一瞬ジーンときた。
この思いは4年前と変わらなかった。
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スタートは2グループのウェーブ方式。
第一ウェーブが9時で、第二ウエーブが15分後。
私を含む第二ウェーブが第一ウェーブを見送った。
四年前は一斉スタートだった。
2万人のマンモス大会の混雑緩和の工夫だろう。
確かにスタート時のロスは4分で済んだ。
4年前は10分だった。
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スタート後まもなく中華街の南京町近くを通過。
獅子舞の声援を受けた。
長田地区では鉄人28号のモニュメント脇を通過した。
さらに市街地を西に向かい明石海峡大橋近くで折り返し。
中心市街地の沖合の人工島ポートアイランドでゴール。
市街地のコースは変わらなかった。
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10km過ぎの須磨浦公園前は応援の名所。
マイクでエイエイオーの掛け声がかかり、
ランナーもこぶしを突き上げて応えた。
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さらに進むと遠くに明石海峡大橋が見えてくる。
大橋はスタートからほぼ18km。
4年前は大橋の下で折り返していた。
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ところが、今回は大橋前を通り越してさらに西へ。
線路わきを走り、電車の乗客の声援に手を振る姿も。
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前日、EXPO会場にあった応援の寄せ書きが駅に。
細かくは分からないが、雰囲気は十分伝わった。
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大橋を1kmほど過ぎた所で折り返しのUターン。
左に曲がると淡路島が真正面に、大橋は左に見えた。
4年前には見ることのできなかった光景。
いい場所を見つけたものだ、と感心。
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折り返して大橋を過ぎてからは前と同じ光景。
上天気に恵まれて須磨の海が綺麗だった。
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35km近くには、ノエビアスタジアムが登場。
Jリーグ、ヴィッセル神戸のホームだ。
スタジアムの前では応援のパフォーマンス。
道の反対側ではサッカーの応援らしい派手な応援。
道の両側からの応援に首をキョロキョロ。
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37km付近からは恒例の坂上り。
ポートアイランドへの神戸大橋まで続く高架道路に上がる。
最初の150mで高さ10mを上る。
歩くランナーが珍しくなくなった。
もちろん、私は駆け上がった。
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神戸港のシンボル、ポートタワーを横目に走る。
自動車専用道路なので沿道の応援もない。
黙々と走る。
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港を見下ろしながら神戸大橋を走る。
一般市民は入れない。
その分、運営スタッフ、ボランティアさんたちが応援。
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橋を渡りポートアイランドへ駆け下りる。
残り2kmを切り、高揚感でスパートがかかる。
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以前は、ポートアイランドに入ってから約4kmをう回した。
42.195kmを確保するための調整だったと思う。
、今回は1kmほどで最後の直線に。
中盤で明石海峡大橋の西へ延長した分を縮めたようだ。
以前はゴール直前のう回が精神的には辛かった。
この改定はうれしい。
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ゴール前の直線は約200m。
沿道の熱い声援を受けてラストスパート。
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ポストだけのシンプルなゴールに続々とゴール。
◇     ◇
神戸マラソンは4回目だが、
いつも青空の下で走っている気がする。
相性がいいのかもしれない。
「感謝と友情」という明確なテーマがあり、
運営スタッフ、ボランティア、応援の多くの人達には温かさを感じる。
マンモスとはいえ、色々と工夫がある。
神戸マラソンはやはり、私のお気に入り大会だ。
約35年前に夫となり、父となった第二の故郷ということもある。
神戸の皆さん、ありがとう。
また走りに行きます。