バンクーバーに到着した3日夕、
早速受付に出向いた。

無人運転の新交通システム「カナダライン」を利用。
駅には大会PRの看板がいくつもかかっていた。

カナダラインの終着駅「ウオーター・フロント駅」。
受け取り受付会場の最寄り駅だ。
駅舎は歴史を感じさせる重厚な雰囲気。

駅を出て海辺を5分ほど歩く。
大きなガラス張りの建物が目に入った。
会場のバンクーバー・コンベンション・センター西館だ。
入り口はビルの反対側。

事前受付を兼ねた商品展示会が開催中。
題して「健康、スポーツ、ライフスタイルEXPO」。

受付で引換証は使わない。
ゼッケン番号を伝え、IDカードを見せる。
すると、ゼッケンを貰える。
ゼッケン番号は事前にメールで伝えられる。
番号をメモして会場に向かった。
番号をチェックし忘れた人のためか、
会場入り口には番号一覧表が掲示されていた。
ランナー名がアルファベット順に並んでいた。
必至に自分の番号を調べている人もいた。

番号順に区切られた受付カウンター。
該当のコーナーに立ち、番号を告げ、
パスポートを見せてゼッケンを受け取った。

ゼッケンに着いた計測チップが有効かを確認。
その後「EXPO」の展示会場に。

会場には30前後と思えるブースがあった。
まずはマラソン衣料の即売コーナーが。
何と、フィニッシャー(完走)Tシャツが販売されていた。
スタートもしていないのに「完走」とは……。
ちなみに、大会で貰ったのは完走メダルだけ。
完走Tシャツは無かった。

熱心に売り込むメープル(ハチミツ)水屋さん。
ケベック州から出向いたという
好奇心にかられて男子の持つパックを買った。
5カナダドル(約430円)だった。
ホテルで少しずつ飲んだ。
ほのかにハチミツの味がした。

何故かスチームアイロンも。
マラソンとの関係はピンと来ないが、
ライフスタイルといえばうなずける。

来場者向けゲームも。
円盤を落とし、落ちた場所によって景品が当たる。
自分の住所や名前を教えると一回できる。
後で販促のダイレクトメールを送るのだろう。
「日本から来た」と言ったら、やらせてもらえなかった。
DMを送る対象にならないのだから、仕方ない。

靴磨きまであるのか、とびっくり。
革靴を手入れするクリームの実演か?

ふわふわベッド。
たぶん、ウオーターベッド。

ラベルの絵を見ると、
ザクロのジュースや濃縮エキス。
試飲したけれど、買う気までには至らず。

過去の大会を紹介するパネル展示。
伝統のある大会だと実感。

斧を丸太に投げつけるゲーム。
興味をひかれたが、順番待ちまでする気にはならず。

出口近くで参加賞のTシャツを受け取る。
ガラス越しに見える海の景色がナイスだった。
◇ ◇

受付でもらったTシャツ、バッグ、手袋。
Tシャツは渋い色で背中にはコースの地図の絵。
私としては、気に入った。
バックは丈夫で使い勝手が良さそう。
手袋は、なぜ?という感じ。

同時に配られたゼッケン、手荷物袋、レースガイド。
ゼッケンは1枚だけ。
下の茶色の部分にも番号が書いてある。
ここを切って手荷物袋に付け、預け主を見分ける。
レースガイドは、よく見るとカナダ各地の大会案内。
前書きによると、掲載している大会は250種類。
1ページに4大会ずつ、びっしり掲載されていた。

会場でもらったチラシやサンプル。
持ち帰っても意味がないと分かっていても、
好奇心からついつい集めてしまう。
手に持っているのは、エネルギーバーだ。
見知らぬ海外のイベントということもあり、
ブースを見て回るのが楽しかった。