5月6日(日)に開かれたバンクーバーマラソン。
自分にとって9回目の海外マラソン。
北米大陸では第一回目だった。
初めて日付変更線を越えた遠征となった。
時差ボケを何とか克服しバンクーバーの自然を満喫した。

公式サイトからお借りしたコースマップ。
私が出場したフルの部だ。
スタートは市南部にあるクイーンエリザベスパーク。
そこから西に向けて走り、海岸沿いを東に戻る。
最後の10kmは観光名所、
スタンレーパークの海岸線をぐるりと回る。
郊外主体のコースだった。

スタートは朝8:30。出場は約5000人だった。
MCがグループごとに数分区切ってスタートさせた。
待ち時間には、楽しい演出を工夫。
誕生日を迎えたランナーを呼び掛けるなどしていた。
ランナーたちは足止めされても落ち着いていた。
タイムに神経質になるより、
気持ちよく走ろうという雰囲気がうれしかった。

スタート直後にいきなり、緑豊かな公園を通過。
前半は常に豊かな樹木を身近に感じていた。
気温は20度を多少下回っていた模様。
湿度が低いこともあり心地良い涼しさ。
まるで、森林浴を楽しんでいる感じだった。
話が横道にそれるが、女性ランナーの多さが目立った。

ワンコの応援、というかワンコを連れた応援が目に付いた。
こういう場所に暮らしているワンコは幸せだろう。

10km近くにあった長い上り坂。
おそらくコース最大の「上り」だったろう。
まだ10kmなのに早くも歩くランナーが何人もいた。
もちろん、私は駆け上った。
日頃、大坂城で鍛えているのだから、
この程度の坂でへこたれては恥だ。

木漏れ日が明るく、爽やかで心地良い。

視界が開け、広い海が目に入る。
海に向かって駆け下りるよう快適。

青い空と白い雲が清々しい。

沿道での応援演奏が多かった。
街のアマチュアバンドだろうか。衣装も凝っていた。

給水エイドは数が多く、有難かった。

木立に囲まれた緩やかな坂を上る。
木陰を走ると気分も落ち着く。

海と山を背景とする絶景。
走りながら思わず自撮り。

明るい青のTシャツが鮮やか。
給水スタッフたちの笑顔がうれしい。

人手の多い海岸、イングリッシュ・ベイ。
海辺で休日を楽しむ人々の間を走り抜ける。
やがて、スタンレーパークに。

曲がりくねったスタンレーパークの海岸線。
はるか先のランナーも目に入り、励みになる。

海岸の岩の景色も新鮮で飽きない。
爽やかな潮風を浴び続ける。

バンクーバーの北部地域と結ぶ橋を見上げる。

岩に佇む乙女の像と記念のツーショットを撮った。
残念ながら、私が写っている部分はカットしました。

ゴールはダウンタウン。
ゴール前数百メートル。
両側に人々が陣取り、にぎやかに応援してくれた。

ゴールポストをバックに記念撮影。
前半は森林浴を浴び、後半は潮風に洗われる。
心身ともにリフレッシュした42.195kmだった。
サポートの皆さん、ありがとうございました。