【珈琲物語】インスタントの味わい 6月24日(土) 唐突な話だけれど、 ある年齢までコーヒーといえばインスタントだった。 家にある瓶入りの粉をカップに入れ、お湯を注ぐ。 それが、コーヒーだった。 大学になり、喫茶店の楽しみを知り、 カウンターでマスターの作るレギュラーを味わうことになった。 今では、家にインスタントは無くなった。 インスタントを飲む機会といえば、 旅先のホテルなどたまにしかない。 ただ、飲む機会が減ったとはいえ、インスタントの独特の味は忘れていない。