11月6日、晩秋の宮城県石巻市。
第2回いしのまき復興マラソンが開かれた。
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会場は石巻市郊外にある石巻専修大学キャンパス。
1988年に開校し、30年近い歴史を持つ。
広い敷地を使ったゆったりとしたキャンパス。
ランニングの場にはいいだろうな、と思った。
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風になびく、女子競争部のノボリ。
15年4月に始まったばかりだが、優秀な成績だそうだ。
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紅葉が真っ盛りだった。
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私が出場したハーフの部のスタートは大学の門の前。
ハーフのエントリーは約550人だった。
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土手の上からランナーを応援する人々がいた。
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大学を離れ、山沿いの田園地帯を進む。
のどかな農地を眺めながら、広い道を伸び伸び走る。
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小川のせせらぎを横目に進む。
走って火照る体に冷たい風が気持ち良かった。
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遠くの山と近くの農地。その間を走るランナーたち。
田舎マラソンではお馴染みの穏やかな風景が続いた。
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仮設住宅団地もあった。
走りながら眺めると、人通りは少ない。
洗濯物など人の住む気配もまばら。
おそらく退去した人も多いのだろう。
仮設住宅を出る人がいる一方、住み続ける人もいる。
復興は進む面もあり、進まない面もある。
現実は一様ではないのだろう。
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大学の門に入ってゴールかと思いきや、
陸上競技のグラウンドをさらに一周。
ラストスパートをかけて、やっとこさのゴール。
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ゴールの大学からシャトルバス乗り場の運動公園まで、
歩く途中にも仮設住宅団地があった。
仮設住宅が必要なくなる日はいつ来るのだろうか。
石巻の皆さん、頑張ってください。
今回のマラソンではお世話になりました。
ありがとうございました。