和歌山県南部の上富田町の紀州口熊野マラソン。
香港国際に続く今年2回目のフルマラソンだった。
大阪から往復するチャーターバスを利用。
朝6時に大阪を出発した。
レースは順調だったが、36kmを過ぎたところで異変。
狭い歩道を走っているのに加速しようとして転倒、
ガードレールの支柱に肩からぶつかった。
ラグビーの猛タックルを鉄柱にかました格好だった。
さすがに肩に激痛が走り、
手には擦り傷、心が折れてリタイヤしてしまった。
収容車に乗ってしばらくして落ち着くと、
「まだ走れた」と悔やんだが後の祭りだった。
幸い骨や筋肉には損傷が無く、打撲と擦り傷のようだった。
何とも無念な一日となった。
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スタートは朝10時。
フルの参加者は二千数百人だが、
街中の狭い道にぎっしり並んだ。
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街中、住宅地をしばらく走ると、すぐに郊外へ。
「登場人物」は川、山、田んぼ、空。
単調といえば単調だ。
この”四人”が位置関係を変幻自在に変えるので、
飽きないともいえる。
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時々、坂道もある。
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コースの途中で何度も目にした梅の木。
今年は例年より咲くペースが早いという。
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さすが和歌山県、エイドでは何回も梅干しのおもてなし。
とても、おいしかった。
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ミカンのおもてなしも何回も。
美味しかった。さすが和歌山。
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ゴールでは熱い応援のお出迎え。
ここで歓迎を受けるはずだったのだが……
残念。
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現実は救護所に駆け込んで、応急措置を受けた。
詰めていた医師に肩の様子をチェックしてもらい、
打撲、擦り傷の診断。
肩に絆創膏を貼ってもらい、
手の擦り傷は消毒してもらった。
お世話になりました。ありがとう。
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メーン会場の模擬店で買った昼ご飯。
左が「梅かやくめし」200円、右が焼きもち300円。
「値段が逆じゃないの~~」と言ったら、
お店の人は笑っていた。
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梅干しの産地、和歌山らしい梅のスポーツ飲料・ゼリー。
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大会も終わりに近づいたころ、
会場で開かれたランナー、近藤真彦さんのトークショー。
毎年、一般ランナーとしてこの大会に出場。
地元サービスとしてトークショーも開いているという。
今回は、一週前のスキーで「あばら骨を折った」、
にもかかわらず出場。
痛み止めの薬を飲みながらの激走で、完走した。
トークショーの最中も痛さを我慢していたようだ。
話を聞いていると、男でもカッコイイと思える。
おじさんマッチは、なかなかいい男だ。