【映画】少年H 8月11日(日) 偶然にも、映画の舞台となった神戸で鑑賞した。 ベストセラーを原作とする話題作だが、前宣伝に違わず見ごたえがあった。 水谷豊演じる父の「ぶれない」生き方が柱だが、逆に原田泰造、佐々木蔵之介の大きくぶれる役周りが印象的。 戦争中は「大本営」の威を借りて旗を振った人間が、終戦で急に方向転換する。 そんな嫌らしく、小さな人間を原田泰造がうまく演じていた。 水谷豊はあまり好きではなかったが、今回は結構いい感じだった。