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6月25日(月)
東貴博著。
コメディアン、東MAX(東貴博)の自伝小説。
昭和のお笑いの名手、東八郎を親に持った子供の辛さと可笑しさを描いている。
東京・浅草の下町の小中学生時代を振り返っている。
東八郎といえば、中高年世代にとっては思い出深いお笑い芸人。
なじみの芸人の私生活をのぞき見したような面白さがある。
親が有名人だということが子供の禍になる面もあるんだなと具体的にわかる。
 
今から15年ほど前、まだ駆け出しの東MAXを浅草の小劇場で何度も観た。
TAKE2というお笑いコンビで出演していた。
その舞台を見ていて頭の良さ(舞台勘の良さ)を感じた。
この本をゴーストライターに頼らず自ら執筆したならば、文章家としての才能もあるんだなと思う。
別に不思議ではない。
 
話はそれるが、東MAXは最近、タレントの安めぐみと結婚して話題になった。
TAKE2の相方、深沢くんはかなり前だがこれまた女優の田中美佐子と結婚した。
二人そろって世の男性たちを羨ましがらせた。
コメディアンはもてるのだろうか。