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5月15日(火)
あのトム・ハンクスが監督兼主演という鳴り物入りだけに、楽しめて当然の作品。
しゃれたユーモア、軽快な音楽、テンポのいい場面展開など一定水準に達している。
 
大学卒ではないという理由で勤務先のスーパーを解雇された中年男(40~50歳)が主人公。
再就職もままならず、途方に暮れたまま大学に通い始めた。
若い学生たちや癖のある教授などと出会い、新たな人生に踏み出すというストーリー。
「人生は変えることができる」ということがトム・ハンクス監督のメッセージのようだ。
ジュリア・ロバーツはやがて主人公に恋をする女教師という役回り。
ただ、二人の恋を織り込んだのは少し取って付けたような感じ。
二人を恋に踏み込ませないでも良かったのかな、という気がした。
 
主人公のトム・ハンクスを囲む若い学生たちが個性的で面白い。
経済学の教師として登場した日系米国人が何とも珍妙な味を出していた。