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4月28日(土)
遅咲きの寺内ファンである。
約10年前にあるイベントで寺内タケシとブルージーンズの生演奏を聴き、その迫力にしびれた。
それまでは、「名前は知っている」という程度だった。
以来、毎年1、2回はコンサートに足を運ぶ。
「津軽じょんがら節」を聴きに行く。
今日も最後の最後にやってくれた。
うれしかった。
確か、寺内タケシは今、73歳。
相変わらずの迫力あるサウンドを全身で楽しむと同時に、「あと何年大丈夫か」と不安にもなる。
 
毎年春ごろに恒例の神奈川県民ホール公演。
今日もほとんど埋まっていた。
ただ、観客の年齢層の高いこと高いこと。
平均年齢は50代後半か60歳前後のいう感じだ。
ファンも寺内タケシと一緒に歳を取ってきた格好。
かつて、エレキと言えば若者の音楽だった。その若者が今、ジジ、ババになっている。
毎年恒例のコンサートは寺内とファンが互いに安否確認する場のようだ。
 
ハワイアン、ポピュラー、日本の民謡・童謡、洋画音楽など寺内が自在に演奏。
曲の合間のトークもオヤジギャグ交じりで泥臭い寺内流。
なじみの料理屋に久しぶりに顔を出し、「味は落ちてない」とホッとし、変わらぬ味を楽しむという感じか。
おかげ様で今日も楽しい時間を過ごさせてもらった。
いつまでも元気でいてほしいオヤジである。