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3月31日(土)
1987年制作の米国映画。アカデミー賞3賞(主演受有、助演女優、脚本)を受賞した。
四半世紀前の作品だ。
TOHOシネマズが名作のリバイバル上映イベント「午前十時の映画祭」の中で再上映。
東京・日比谷のみゆき座で観た。
 
主人公のロレッタは37歳の未亡人。
7年前に夫を交通事故で亡くして以来、独身で過ごしてきた。
友人のジョニーからプロポーズされていったんはOKしたものの、
ふとしたことでジョニーの弟に出会い、心を惹かれていくというのがメーンストーリー。
それに、ロレッタの父親の浮気、母親の思いなどが絡み合う。
取り立てて大きな山場は無く、緩やかに流れるほのぼのとしたラブ・コメディだ。
明るい満月とやさしいメロディが情感たっぷりに物語を演出している。
心が乾いた時に少し水をまいてくれるような感じの映画だ。
 
ジョニーの弟役は、あのニコラス・ケイジ。
計算からいえば、当時はまだ23、4歳だ。
二枚目なうえに背が高くスタイルもいい。一言でいえば、かっこいい。
ニコラス・ケイジファンにはたまらない作品だろう。
 
かつての名作をスクリーンで観てもらおうというTOHOの「午前十時の映画祭」シリーズは3回目。
一人の映画ファンとして拍手と感謝を送りたい。