2019年4月7日(日)晴れ。

朝から京都市伏見区の京都競馬場に足を運んだ。

初のランニングイベント「KYOTO競馬RUN2019」出場のため。

競馬場で走るのは、16年に兵庫県の園田競馬場以来二度目だ。

名馬にあやかった「シンザンゲート」から入場した。

大会の目立った表示は無く「参加者入場口」という看板だけ。

初の試みで、競馬場や競馬ファンに遠慮したのだろうか。

場内に入ると、仮装や襷がけなど様々なランナーでにぎやか。

大会はリレー(フル)、10km、ペアの三種目。

このうち、10kmの部に出場した。

募集人数は1000人だった。

メーンスタンドがランナーの控え室になった。

広い競馬場を一望するいい眺めだった。

参加者向けの案内からお借りしたコース図。

赤い線がコースで、一周2.5km(実際は短かった気がする)。

競馬のレースが開かれるコースは走らない。

メーンは図の下の線路に近い地下道。

厩舎とパドックを結ぶバックヤードだ。

そして、馬が走るダートコースの下の地下道を通過し、マルチビジョンの前に出る。

舗装された道だが、地下と地上を行ったり来たり。

予想外にアップ&ダウンが多かった。

10kmの部はこのコースを4周する。

スタートは競馬コース近く。

写真の右奥がスターター。

コースはまるで見えず、どこに向かって走るのか分からなかった。

号砲は午前11時。いきなり地下へ下る。

1時間前にスタートしたリレーのランナーたちが駆け上ってきた。

リレーも同じコースだが、17周の長丁場。

涼しくて走り易かったが、道幅が狭く結構混雑した。

右の厩舎から出た競馬馬が左のパドックに移動し、

手前の坂を上ってレース場に出るのだろう。

突然、競馬場のど真ん中に出る。

レース場を挟んで遠くにメーンスタンドが見えた。

珍しい光景だけに記念写真を撮るランナーが目立った。

マルチビジョンは真下から見ると、巨大だった。

他の競馬場のレースを中継放送。

残念ながらランニング風景は映さなかった。

馬の気分を味わいながらパドックをぐるり。

意外と広かった。

周りを囲む応援や見物の人の歓声で心が弾んだ、

シンプルなゴールを何となく通過。

成人ランナーには参加賞として馬券が配られた。

この日午後、

兵庫県の阪神競馬場で開かれる桜花賞の馬連500円分。

大会を終え大阪の自宅に帰ると、ちょうどテレビで放送していた。

残念ながら外れだった。

走り終えて着替えると、ちょうど昼時。

競馬場の飲食街で”競馬場グルメ”を味わった。

京都競馬場の吉野家限定という「肉増しパワー丼」。

美味かった。

 

競馬をたしなまないので、競馬場は未知の世界。

その裏側をちょっとのぞいた気分で楽しかった。

アップ&ダウンのおかげでいいトレーニングにもなったと思う。