うざいうざいうざい。

なんなの。

好かれても、興味持たれてもいないのに、

連絡先知ってどうするの?

やってってお願いするの?

ばかみたい。

あたしでさえ、やっと時間と体を割いてくれる位なのに。

あなたに、割く時間なんてあるわけないじゃない。

他の男に迫る時間があるなら、それに専念すればいい。

まぢで笑える。

そんなに軽く落とせる男じゃないの。


何年も、私だけを側に置いてくれたし、他の場所ではともかく、ここでは私が一番なの。


あなたみたいに、誰にも相手にされない人と一緒にしないで。

彼もわたしもわかってるのは、他にいくら相手が居ても自分が一番だってこと。

もう彼はここにいないけど、それでも、あなたが彼に近づこうとしてたなんて、知っただけでいらいらする。

おこがましいにも程がある。

彼は優しいし、昔とは違うから、会ってはくれたでしょう。

でも、あなたが迫ったところで、わたしと会う時間の邪魔になる程度でしかない。

結局は、私と会って、笑ってくれる。

それは変わりようがない事実。

空港まで送るのも、出発の直前まで彼の横で眠るのもわたし。


日本にいる間、女として最大限会うのもわたし。


だから、下らない寂しさで、昔の憧れの人を追うのはやめればいい。


わたしとあなたでは、格が違うのだから。


同じ憧れを追ったところで、あなたには届かないのだから。

何年も前から、何度も手に入れたわたしと、何年も思うだけのあなたは違う。

何年も前から、あの人に思われたわたしと、あなたは違う。


あの人は、何年も前から、私だけを何度も繰り返し愛しているし、あなたには何年も前から目もくれていない。



たぶん1年くらい前に聞いた話だ。

ずいぶん前に、彼はあなたにメールをしないで欲しいと伝えたはず。


その時、彼はわたしには連絡をくれていたはずだわ。


私があなたにヤキモチを焼くこと自体、間違っている。

私は彼に愛される対象だけど、あなたは違う。

比べようがない。

でも、私は心が狭いから。
あなたが彼を思う気持ちさえ、許せないの。

あなたには彼を思う資格さえない。

容姿も性格も知能も何もかも足りない。


私はこんなにも心が狭いけれど、私が笑って謝れば、彼はそんなこと許してくれる。


会えないだけで、会いたい気持ちのある私たちと、彼の脳裏にも浮かばないあなたとは何もかもが違う。


連絡先をもし知っていたとしても、彼はあなたには連絡をしないし、わたしには必ず連絡をくれる。


ただ、何年も会えないかもしれないとわかっているわたしには、彼と連絡を取りたいと思うあなたの気持ちさえ、許せないし、消えてしまえばいいと思う対象なんだ。


申し訳ないけれど、あなたにはそう思うわたしの感情とそれに伴う行動を妨害する術はないし、私にはあなたの彼に対する思いからの一切の行動を妨害する術がある。


ただ、あなたが彼を思うことだけは邪魔できないから。

お願いしたいの。

目障りだから、やめて欲しいと。

あなたの顔が浮かぶだけで、私の思いまでもが薄汚れた気になる。

私は本当に心が狭い。


それでも、彼が許してくれるから。


私は彼の隣で笑う。

彼は私に笑いかける。


ただ、私はあなたがそこで笑うことは一生無いと知っている。
何を同じにしても、今朝と全く同じにはならないし、同じように、どこを同じにしても彼と同じ人はいない。


あたしの服についた彼の匂いは、明日にはとれてしまうし、それは私が再現しようとしても決して出来ないもののひとつだ。


そして、何年もかけて私が学んだことは、物理的に隣に存在しない人を愛し続けることはできても、愛を深めることは出来ない。


そばにいられない人への愛は、時間をかけて薄れるし、それは会えない以上どんな努力をしても改善しない。

恋愛なんて簡単だ。

顔を見て触れることが何より大事。
こと恋愛に関しては、主観の自分とそれを俯瞰で眺める自分がいるわたしである。


怒りという感情に対してはそういった面は少ないのだが、悲しみや感動、とくにそれが恋愛に関することだと特に、俯瞰の自分の存在を感じる。


こうゆう場面では、こう感じなければならないとか振る舞わなければならないという行動パターンの通りに行動する自分と、それをその感情は固定概念に作られたもので沸き上がり抑えられないものではないと感じその行動を俯瞰で眺める自分。


しらける自分がいなければ、もっとドラマチックなのに。

でも、この俯瞰の自分の存在こそが私の個性だったりする。