革の お手入れ‘22 ~年またぎ~

 

 

週に いち度の 裏山

 

ライディング では あったけど

 

いつしか ヨメさんも 行きた

 

がるように なったので

 

猫ばあ 号では なかなか

 

走りにも いけなく なってから

 

あんまり 革もの 着込む

 

ような 機会も ないんだ

 

けれど だからと いって

 

油断 してると わりと

 

乾燥 とかで 予期せぬ

 

ところが カピてたり、

 

目に つかない ところ

 

なんかが おもくそ カビに

 

やられて いたり するのが

 

革 製品の 泣きどころ。

 

 

 

もちろん

 

 

 

 

なまくら こかずに 手入れ

 

さえ しっかり やっとけば

 

ずっと つかい つづけて

 

いられる ところ なんかは

 

魅力だ けれど。

 

 

 

新聞紙 ひろげて いつもの

 

ミンク オイルと ウエスを

 

準備。

 

 

 

 

もちろん ウエス なんかは

 

だれぞの 着ふるした、もう

 

捨てる 用の 古着 なんかを

 

てきとーに カット したやつ

 

とかで 充分 なんだけど、

 

案外 これ、革の お手入れ

 

するには あんまり おおきい

 

サイズに 切って しまうと

 

よけいに 手間だから、タバコの

 

空箱 サイズ って いうか、

 

手のひらに すっぽり 隠れ

 

ちゃうほどの 端切れ ぐらいで。

 

 

 

 

革ジャン って なると

 

猫ばあ号 あたりの 原チャリ

 

なんかで 町なか 走る 分には

 

ちょっと ゴツくて 気軽に

 

脱ぎ着も でき ないから

 

やたらと ジャマだし、なにより

 

革って 表面 丈夫な こと

 

ぐらいが 利点って だけで、

 

冷風は もちろん、冬場の

 

おしゃれ着 用とか これ、

 

なんにも あったかく

 

ない からね。

 

 

 

ほんと ちょろっと そこいら

 

走る だけなら 数 百円の

 

防寒 っぽい 綿入りの

 

ビニール ジャンパー なんかの

 

ほうが よっぽど 暖は

 

きいてるし、暑けりゃ 脱いで

 

丸めて おけるし 少々

 

小雨に 振られた ところで

 

平気 だしで、よっぽど

 

あつかい やすくって。

 

 

 

ま、革靴 ともども

 

 

 

どっかへ 遠出 するとき

 

用の 正装着 みたいな

 

感じかな。

 

 

 

なんで、

 

 

 

いまもう 用も ないから

 

 

 

ほとんど 着て

 

いないって いう。

 

 

 

もちろん、冠、婚、葬、祭、

 

いつ その日が きても

 

いいように

 

 

 

 

準備 だけは して

 

おくって いうのが

 

おとなの たしなみ。

 

 

 

思えば、そんな 革 製品の

 

手入れ 自体も、

 

 

 

ちょっと した

 

 

 

儀式 とかでは あるのかな。

 

 

 

もちろん、手入れ して

 

おかないと 傷むって

 

いうのも あるんだ けれど

 

これ やっとくと、今年も

 

また いち年 なんとか

 

なった なって 気持ちと、

 

また いち年、なんとか

 

なるんじゃ ないのか

 

なって 気持ちと。

 

 

 

いよいよ いい 歳とも

 

なって なおさら 思って

 

しまうん だけど 日本の

 

花見 とか もみじ狩り

 

なんてえ 文化 なんかも

 

今年も また サクラ

 

見ること できたな、暮れの

 

もみじは 見えるか なって、

 

基本 的には、四季を

 

ながめる 程度に しか

 

ゆとりの なかった 当時の

 

暮らしの、そんな 気持ち

 

あたりから はじまって

 

いるって わけ なんで。

 

 

 

来年 また これ着て

 

 

 

走る 機会とか あんのかな。

 

 

 

ああ、革靴 もう 底が

 

傷んで きてるな、礼装

 

用は なんとか このまま

 

これ 一足で 死ぬまで

 

履き 通して いられ

 

ないかな

 

 

 

とかね。

 

 

 

 

なん回目 かの 使用

 

だったか までは おぼえて

 

ないけど、こっちは 今回で

 

見事に カラに なり

 

 

 

 

あたらしく 買い置き 用の

 

スペア 出して きました。

 

 

 

まだ なん年か ぐらいは

 

 

 

こうして 手入れ していく

 

気も あるんで ね。

 

 

 

ただ、

 

 

 

こまった ことに 最近

 

肝心の 猫ばあ 号の

 

調子が あまり よろしく

 

なくなって きて しまい、

 

バッテリーは もう 充電

 

しても くれないし ウインカー

 

なんかも 点かない ことの

 

ほうが 多く なったし、

 

なにより キックの 圧縮が

 

どんどん ゆるく なって

 

きてるから、さすがに

 

エンジン 自体の 載せ替え

 

なんて ことにも なると

 

とっくに 廃番 品でも

 

ある ことから そのまま

 

処分 って ことにも

 

なりかね ないので、ちょっと

 

アタマの 痛い とこ。

 

 

 

ギターの ように スペア

 

用に 中古 さがして

 

あらかじめ いくつか 入手

 

しておく、な~んて ことも、

 

そう カンタン には

 

できや しないしね。

 

 

 

全面 濡れ色に なるまで

 

オイル 塗ったら あとは

 

数日 ベトついて こなく

 

なるまで 陰干し しといて

 

作業 終了。

 

 

 

う~ん。

 

 

 

猫 ばーちゃんの 置き土産

 

だから ヨメさん なんかも

 

自由に これ 乗せて

 

くれては いる けれど、

 

もう エンジン 潰れ

 

ちゃうから そろそろ

 

買い換え るって いったら、

 

やっぱ、猛反対 されちゃう

 

だろうな。

 

 

 

年齢 的にも

 

 

 

身体 的にも

 

 

 

経済 的にも。

 

 

 

できれば、

 

 

 

スクーター ではなく ミッション

 

タンク クラッチ 付きで

 

原付 よりも もすこし

 

排気 量の おっきい

 

やつが ほしいん だけど、

 

そう なると、まだ 左の

 

足首と そこから 先が

 

まともに 動いて くれ

 

ないから、操作 できるか

 

どうかも あやしい っちゃ

 

あやしい ところ なん

 

だけど、どうせ 買って

 

乗るなら ねえ。

 

 

 

いち応 まだ バイク乗り

 

 

 

気取って るんだし。

 

 

バスレス装飾 こうへん ~BUSKER'S レスポールSPモデル BLF200 BLK

 

 

ほんと、いっても いまや

 

お墓の 草抜き 用の

 

足として 月に 2~3度

 

近所に 乗り出して やってる

 

だけだから 無理 してまで

 

バイクに 乗るなって いわれ

 

ちゃうのも わかるん だけど、

 

バイク屋 なんかは もちろんの

 

こと、田舎町 ゆえの

 

自転車屋 との 兼業って

 

ことで いち応 面倒 みて

 

くれてた お店 とかまで

 

軒並み 潰れ ちゃって

 

すでに ほとんど 町から

 

なく なって いるって

 

状況 だから、修理出し

 

するに してもねえ。

 

 

 

さてさて

 

 

 

どうした ものかしら。

 

 

 

 

 

とり あえず ひさびさに

 

また こん度、

 

 

 

裏山 のぼって こよう かしらね。