●月次決算は、経営者にとっては計画との比較という視点が最大の関心事であるため、正確性・詳細性よりも
①ざっくり迅速な情報提供
②予算実績差異分析が 強く要求される。
●目的:
○年度計画の売上高、営業利益の進捗管理を行う。早期に経営状況を把握し、迅速な対応を取る。
○年度決算着地の利益を早期に予測し、精度の高い決算見込を立てること。
△年次決算をより確実に行うため月次で帳簿整理を行う。
●月次決算の流れ
現金/預金の残高チェック
月次棚卸高を確定し売上原価を確定。
仮勘定を整理(仮勘定は早めに振り替えないと何のことか分からなくなる)
経過勘定の計上(当月発生分の費用のみを正しく計上)
○各種費用の計上(1/12)
減価償却費、退職給付費用の計上
賞与計上
固定資産税計上
労働保険料計上
○BS,PLの月次確定
○月次報告資料の作成
月別予算との比較、前年同時期実績との対比などの分析資料。
年間計画額との増減を予測し、経営状況を把握する、着地見込みを立てるなど、経営管理に役立てる。
・自分が作っているのは部門別損益計算書。
部門責任者の業績評価に利用。
・重光さんは、
(全社ベース)比較BS,PL,資金繰り表を作成し、取締役会に提出する。
予算未達の場合、差異原因を分析し、迅速に対策を検討する。
上場企業の場合、新たな業績予想値が直近の業績値(予想)より一定程度を超えて乖離した倍は、業績予想の修正開示をすることが必要。
●別視点:経理の[月次業務]
○上旬:
取引先からの入金確認(Tさん)
帳簿の締切
★月次決算
売掛金の滞留分析(Tさん)
○中旬:
源泉税の納付(毎月10日)
○下旬:
給与計算・支給
取引先への支払(Kさん、Tさん)
社会保険料の納付(Kさん)
◆心構え:
普段から知識を得てミスを少なくする。
年に数回しか発生しない仕訳は普段からよく勉強をし、上司や同僚に確認をして、ミスをゼロにすることが仕事のスピードを上げる。仕事の悩みの半分以上は情報さえあれば、知っていれば簡単に解決することがある。
しっかりした知識を日頃から蓄える。