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Outstripのブログ

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3月15日に宮城県身体障害者総合体育センターにおいてOUTSTRIP Strength & Conditioning コーチ(以下S&Cコーチ)の藤本スキルアップ研修会の講師を担当させていただきました。

テーマは「肢体不自由者のスポーツパフォーマンス向上の考え方~新たな体の可能性をみつけるために~」というテーマで実施させていただきました。

最初に自分のスポーツのパフォーマンスはどうやって向上させていけばいいか考えていただきました。トレーニングはトレーニングをするためのトレーニングになってはいけない。選手が選手としてかけるべき労力は全てスポーツパフォーマンスに向けたものでなければいけないと考えています。
そのため最初にスポーツパフォーマンスとは何か?を考え、そしてそれを向上させるためにするべきことは?という点を考えていただきそれを皆様から聞かせていただきました。

そしてスポーツパフォーマンスの中でどのような「体」を作り上げていかなければならないか?そしてそれはどのように作り上げて行くのか?という点についてお話させていただきました。
主にウェイトトレーニングに関してお話させていただいたのですが、車椅子操作においてどのような動作が行われどこの筋がどのように使われているのかをお話させていただいた後、教室から体育館に移りトレーニングの実技に移りました。

車椅子操作で使う筋のお話をさせていただいた後には他にも鍛えるべき場所はあるのではないか?というお話もさせていただきました。
このスポーツではこの筋・動作は使わないであろうと思い込んでいた事、この体の部分はこれしか動かないから鍛えてもなぁ...、この体の部分は動かす事が不可能だから鍛えられない。
それって本当にそうなんですか?自分が勝手に動かない・鍛えられないと思い込んでいるのでは無いのですか?というお話をさせていただいた後に実際に動かすようにチャレンジしていただきました。
実際に動かしてみるとわずかですが動かないと思っていた関節が動いたり、動くまではいかないまでも触ってみて筋肉が収縮していることがわかるなど決して完全に使えないという事ではないという事を感じていただけました。
そして現在担当しているクライアントが全く動かなかった関節が動くようになった事や、使っていなかった部分を使うようになってスポーツパフォーマンスが改善したという感想など、それが有効であるという可能性を示させていただきました。

最後に私が所属しているNSCAジャパンの活動なども少し紹介させていただきました。

質疑応答の時間では多くの方々から沢山の質問をいただき皆様の非常に高い意欲を感じることができました。また参加された理学療法士の方がNSCAの資格に興味があり取得したいというお話もお聞きできS&Cの重要性・有効性が少しでも感じていただいたと思います。

障害者スポーツのS&C(トレーニング)の実施状況はニーズ(顕在・潜在的共に)があるにも関わらず様々な事情からまだまだ普及しておらず、情報量も圧倒的に少ないのが実情です。

2020年東京パラリンピックの開催も決まり競技力向上の必要性が高まる中、OUTSTRIPが少しでも障害者スポーツの競技力向上に貢献できたらなと考えております。

今後ともOUTSTRIPはまだまだ少ない障害者スポーツに関する情報(特にトレーニングに関して)をお伝えして行ければと考えております。

最後に今回参加していただいた方々、宮城県身体障害者総合体育センターの方々に厚く御礼を申し上げます。

SU研修会3
SU研修会1
SU研修会2