復興構想会議が提言をまとめ、管首相に
提出しました。
内容はこちらです。
基本的な考え方は、賛同できます。
前文や結びの文章も結構好きです。
ですが、3ヶ月かけても、ここまでかあ。。。
というのが率直な印象でした。
検討部会などの議事録を読むと、1ヶ月半
ぐらい経ったときに、すでに今回の提言の
レベル以上のところに来ていた気がします。
なので、そこからさらに1ヶ月半の間に
ほとんど進展がなかったように見えるため
ちょっと残念でした。
意見をまとめるというのはこういうこと
なのでしょうか。
スピードが重視される状況にあって、この
会議形式での議論の進め方が最善の選択肢
だったのか?
ちょっと疑問に感じるところもありますが、
結果的に頓珍漢な方向性が示されていない
から「よし」ということにできるのかも知れ
ません。
この復興構想会議は、設立当初からマスコミ
からの風当たりが強かったのですが、自分と
しては楽観的に応援する立場を取り続けたい
と思っていたので、最後まで楽観的でいること
にします。
今回、具体性が乏しいという批判はあるものの、
基本的な方向についてはまとまったので、次の
ステージは、具体的な実行ということになります。
この提言を具体的に実行していくのは政府ですが、
わたしたち国民も、その一端を担うことになります。
復興構想7原則の一つにこうあります。
「今を生きるわたしたちすべてが、この大災害を
自らのこととと受けとめ、国民全体の連帯と
分かち合いによって復興を推進する」
この原則にしたがうと、増税の負担を含め、
自分たちひとりひとりが、今回の提言の実行の
一端を担うことになるのです。
小さいながらも、そんな役割を自分なりに自覚
したりしました。
前文には、胸にささるこんな表現もありました。
「東京はいかに東北に支えられてきたかを自覚
し、今そのつながりをもって東北を支えかえさ
ねばならぬ。」
この言葉を読んだとき、なぜか、大政奉還後に、
名誉のために薩長の維新軍と戦って敗れた旧会津
藩士が、屈辱に耐えながら、外国と対等な力を
つけるために明治新政府に仕えている話を思い
出しました。
最後に、今回の提言がすでに退陣表明している
リーダーによって受け取られたこと。
残念至極です。
被災者の方々が一番強くそう感じておられるに
違いないでしょう。