「安易な物語性」
今日付けの朝日新聞の文化面から。安易・・・西洋美術において物語性は、作者の用意したコンテクストではなく、作品を読み取る鑑賞者の主観による、ということはピカソ(のゲルニカ)でも自明のはずですが。
また自分の経験上、映画などの映像に物語性を与える事は非常に困難であり(やってみればわかります)、逆に思わせぶりな映像を作ることはいともたやすい事です。
だからこそ映画というものは脚本に力を入れ、映像言語としてモンタージュなどの技法が生み出されたのではなかったか(つまり安易ではない)と思うのですが。
違うんでしょうか。
あと、このプロジェクトの募集テーマは、確か「次次」だったはずで、このレポートを読む限り、僕は束芋さんの作品には、「次次」と手(の一部)が増殖しつながっていく、純度の高い物語性を感じました。
でも、それが安易な事だとは思わないです。
別に物語がなくても安易だとは思わないですけどね。
皆さんはどう思いますか?
万人向けにしても、この新聞のレポートはちょっと安易ですね。
物事を難しくしたがる人に限って書くものが感想文程度だったりするから、これから自分も気をつけよう。
「人の振りみて我が振りなおせ」

