小泉家の人々
古い話で申し訳ないが、18日の予算委に自民党の小泉進次郎議員が立った。
衆院選で民主党が候補者に配った問答集について「『フランス、ドイツの子ども手当の支給水準が平均2万円強である事を考慮』こう書かれています。フランスの消費税は19.5%です。ドイツは19%」と問いただした。
ここまではなかなか良い質問だったが、続いて「日本の歴史の中で子どもの食べるもの、洋服、学費、それをすべて国が面倒をみるという事がありましたか」と言ったのはいけないと思った。
前例がないからやってはいけないというのでは政治にならないではないか。
この質疑の中で、マニフェストの実行については民意を反映し柔軟にしたいという与党に対し、進次郎氏は公約は国民との約束であるから必ず実行すべしと持論を述べた。また、進次郎氏は「たとえ裕福な家庭でなくても頑張って働いた結果、おいしいものを子供たちに食べさせたい、そういう思いを持ちながら親と子供のきずなというのも生まれるのではないかなと私は思うんです」と語っていた。
前述した民主党のマニフェスト、とりわけ子ども手当についての発言との矛盾はともかく、これが世襲議員である進次郎議員ご自身の体験とは考えにくい。小泉元首相が、かつてアフガンで拘束された邦人を「自己責任」と切り捨て、また「自衛隊が行くところは非戦闘地域」などといって自衛隊の派遣を決めた事を思い起こさせる、非論理的かつ排他的な発言だと思う。
限られた仕事、限られた収入のなかでは、いくら働いても生活は楽にならない。貧困層では児童虐待の割合が増すという。何をして児童虐待とするかは別の問題としても、おいしいものを食べさせるどころの話ではない。
自身が裕福な育ちである事を顧みず、他人の家庭につらい思いをしてきずなを深めろとはどういう事だろう。小泉氏は選挙中、同じ選挙区を争った民主党の横粂候補から握手の求められ、それを無視して問題になったが、横粂氏はまさに小泉氏のいうようにして国会議員になった人間である(にせ素人としてテレビに出演していた、という前歴はこの際おいておく)。
マニフェストとは、いわば国と国民との不平等条約のようなものである。民意に沿わないマニフェストを実行せよと言ってのける様にはやはり小泉家の血筋を感じた。
衆院選で民主党が候補者に配った問答集について「『フランス、ドイツの子ども手当の支給水準が平均2万円強である事を考慮』こう書かれています。フランスの消費税は19.5%です。ドイツは19%」と問いただした。
ここまではなかなか良い質問だったが、続いて「日本の歴史の中で子どもの食べるもの、洋服、学費、それをすべて国が面倒をみるという事がありましたか」と言ったのはいけないと思った。
前例がないからやってはいけないというのでは政治にならないではないか。
この質疑の中で、マニフェストの実行については民意を反映し柔軟にしたいという与党に対し、進次郎氏は公約は国民との約束であるから必ず実行すべしと持論を述べた。また、進次郎氏は「たとえ裕福な家庭でなくても頑張って働いた結果、おいしいものを子供たちに食べさせたい、そういう思いを持ちながら親と子供のきずなというのも生まれるのではないかなと私は思うんです」と語っていた。
前述した民主党のマニフェスト、とりわけ子ども手当についての発言との矛盾はともかく、これが世襲議員である進次郎議員ご自身の体験とは考えにくい。小泉元首相が、かつてアフガンで拘束された邦人を「自己責任」と切り捨て、また「自衛隊が行くところは非戦闘地域」などといって自衛隊の派遣を決めた事を思い起こさせる、非論理的かつ排他的な発言だと思う。
限られた仕事、限られた収入のなかでは、いくら働いても生活は楽にならない。貧困層では児童虐待の割合が増すという。何をして児童虐待とするかは別の問題としても、おいしいものを食べさせるどころの話ではない。
自身が裕福な育ちである事を顧みず、他人の家庭につらい思いをしてきずなを深めろとはどういう事だろう。小泉氏は選挙中、同じ選挙区を争った民主党の横粂候補から握手の求められ、それを無視して問題になったが、横粂氏はまさに小泉氏のいうようにして国会議員になった人間である(にせ素人としてテレビに出演していた、という前歴はこの際おいておく)。
マニフェストとは、いわば国と国民との不平等条約のようなものである。民意に沿わないマニフェストを実行せよと言ってのける様にはやはり小泉家の血筋を感じた。
平成科学者仕分け
ノーベル賞軍団vs鳩山首相…江崎玲於奈氏ら仕分け見直し直談判
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000018-sph-soci)
11月27日8時0分配信 スポーツ報知
「政府の行政刷新会議の事業仕分けの科学技術予算削減などをめぐる問題で、6人のノーベル賞受賞者らが26日午後、首相官邸を訪れ、鳩山由紀夫首相(62)に仕分け結果を見直すよう直談判した。鳩山首相は「最終的に政治判断したい」と述べ、結果見直しを示唆した。
官邸に乗り込んだのは、1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈を始め、利根川進、野依良治各氏ら6人の「ノーベル軍団」。約1時間の懇談で「資源の乏しいわが国にとって、科学技術の脆弱(ぜいじゃく)化は国家の衰退を意味する。日本の存立と国際貢献は、抜きん出た力量を持つ科学技術なくしてありえない」と訴え、配慮を求めた。」
ノーベル賞受賞者の皆さんは敵を間違えているのではないか。
事業仕分けの対象になっているのは主に天下りと、それに伴う人件費である。なのにひたすら「予算をよこせ」というのは解せない。
憎むべきは研究にかこつけて予算を食いつぶしていく天下り官僚ではないのか。
役人たちに「お前らのせいでとばっちり食ってるじゃねーか」というのが筋ではないだろうか。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000018-sph-soci)
11月27日8時0分配信 スポーツ報知
「政府の行政刷新会議の事業仕分けの科学技術予算削減などをめぐる問題で、6人のノーベル賞受賞者らが26日午後、首相官邸を訪れ、鳩山由紀夫首相(62)に仕分け結果を見直すよう直談判した。鳩山首相は「最終的に政治判断したい」と述べ、結果見直しを示唆した。
官邸に乗り込んだのは、1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈を始め、利根川進、野依良治各氏ら6人の「ノーベル軍団」。約1時間の懇談で「資源の乏しいわが国にとって、科学技術の脆弱(ぜいじゃく)化は国家の衰退を意味する。日本の存立と国際貢献は、抜きん出た力量を持つ科学技術なくしてありえない」と訴え、配慮を求めた。」
ノーベル賞受賞者の皆さんは敵を間違えているのではないか。
事業仕分けの対象になっているのは主に天下りと、それに伴う人件費である。なのにひたすら「予算をよこせ」というのは解せない。
憎むべきは研究にかこつけて予算を食いつぶしていく天下り官僚ではないのか。
役人たちに「お前らのせいでとばっちり食ってるじゃねーか」というのが筋ではないだろうか。