ついに私のオーストラリアでの1年3か月に及ぶワーキングホリデー生活は終了しました。
振り返ってみると、本当に一言では言い表せないほどの経験ができました。
最初の3か月、ブリスベンにあるレクシスという語学学校に通いました。ここでできた友達がオーストラリア生活における重要な存在となりました。今思えば、最初は英語が全然聞き取れなくて、授業にもついていけなかったのに、今ではあの英語の内容を簡単と思えるくらいになりました。
それから初めてオーストラリアでバイトをしました。焼き鳥屋さん。これも本当にいい経験でした。
7月~9月にかけてのMtタンボリンでのウーフ生活。これまた自分はすごくいい家族と出会えてついていたと思います。オーガニック野菜について勉強しました。マーケットに野菜を売りに行ったり、畑を1から作ったり、休みの日はブッシュウォーキングにでかけたり、オーストラリアらしい生活ができたと思います。そしてここで英語めっちゃ伸びたと思います。
9月~10月はメルボルンに移動しました。バリスタコースでコーヒーの勉強たくさんしました。そしてカフェの街メルボルンと出会いました。まさかのバーテンダーになるというバイトもしました。
11月は日本から遊びに来てくれた友達とケアンズ、シドニー、ウルルを旅行しました。オーストラリアの偉大な景色に感動しまくった1か月でした。
11月から12月にかけてQurindaiという田舎町で再びファーム生活をしました。牛、ロバ、鶏など動物の世話をしながら、ソーラーハウスの家で自給自足の生活をしていました。セカンドのための88日間もこれで終えることができました。旅行ではぜったいに行くことのないような田舎町で地域の人とふれあって、オーストラリアの田舎生活を満喫できました。
年末はシドニーのカウントダウンの花火を朝から場所取りに奮闘し、鑑賞しました。二度とみることができないカウントダウンの花火になりました。
1月より本格的なメルボルン生活を開始しました。運気が一気におちて、家さがし、仕事探しに苦戦しまくりました。レジュメを配るも一切返事なし。でも最終的にあじとやに出会うこととなりました。それからヤラビルの家に住むことになりました。コーヒーの町メルボルンでの半年間は、あっという間で、でも大好きな時間でした。コーヒーも仕事で作らせてもらえるようになって、夢だったバリスタに1歩近づけました。
出発に不安を抱えていたあの4月のこと、今ではウソみたいに強くなった自分がいます。
人を育てるのは経験、ずっとそう思ってきました。だからワーホリに行こうと決めました。
その言葉のとおり、経験は自分にとってなによりも糧になりました。
オーストラリアでは英語はもちろん、自分でやると決めていたコーヒーの勉強、バリスタになるとことに関しては目標達成だと思います。
それからこのブログのタイトルにしているOUTGOINGな人になること。
これに関しては満足いく変化はなかったように思います。シャイな自分、コミュニケーションが苦手な自分を少しでも変えたいと思っていたもの、やっぱりこれはまだまだ残ってます。
でも外国人といっぱい話をして、世界にはいっぱい温かい人がいて、優しい人がいて、話すのは苦手でも自分は優しい人になりたいと思えました。
それからずっと人を信じられなかった私ですが、人に助けられ、優しさに触れ、自分をさらけ出して人を信じるのも悪くないなって思えました。
それから世界中に友達ができました。国境なんて関係ない。なんて自分が狭い世界に生きていたのかと思い知りました。そして世界に壁を作っていたのも自分だと知りました。
それから、人生運命が左右してるっていうのもオーストラリアに行って考えるようになりました。
それから、自分の人生は努力でどうにか変えられるっていうのも実感したワーホリ生活でした。
年齢ばっかり気にして、好きなことやらないなんてもったいないと思いました。
いろんなことを苦労して、一生懸命自分の力で乗り越えてきたこと、目標に向かって頑張ったこと、素敵な人に出会えたこと、すべてが自分の誇りになりました。
オーストラリアに1年ちょっと住んで最後に感じたことはやっぱり私の住むべき国は日本であること、日本って本当に楽しい国だってことです。
まだまだ私の旅は終わりそうにありません。こんなに刺激的な1年間を過ごしてしまったせいで、日本でおとなしくできなくなりそうです。
もしワーホリに行くか悩んでる人がいれば、心の底から応援します。そして絶対に行ったほうがいいと心の底から言います。
こんなにいい経験ができるチャンスを誰もがもっているのだから、そのチャンス生かしてほしいです。
私のワーホリ生活は1年3か月で自分のなかで「満足」「やり残したことはない」といえるものになりました。
オーストラリアの生活で得たこの経験を、私は一生の宝物にします。
あのすばらしい星空も一生忘れることはないと思います。