■ 昨日書いた「ネガティブな感情をポジティブな言葉で打ち消す」という習慣を始めたきっかけについて今日は書いてみたい。
■ 僕はフリーランスのシステム・エンジニアをかれこれ20年近く生業としているのだが、このところ不況やら派遣法改正やらのとばっちりを受けて先行きの契約に関する見通しが揺れ始め、去年の秋から冬にかけては精神的にもやもやと不安な、ネガティブな日々を送っていた。そんな時、ふと手に取って読んだのが大島淳一・著「マーフィー100の成功法則」だった。
■ 今更マーフィー?と言うなかれ。巷に溢れる数多の成功本の原点とも言えるジョセフ・マーフィー博士の理論は、昨日紹介した佐藤富雄・著「ポケット版 自分を変える魔法の口ぐせ―夢がかなう言葉の法則」も(恐らく)下敷きにしているのでは無いか。潜在意識をプラスのイメージで満たす事により幸運を引き寄せるというその教えの数々には、今なお生き生きとした説得力がある。この本から僕はマイナスの感情の持つ毒性の恐ろしさに改めて気付き、意識改革を志すに至ったという訳。本書も前述の「ポケット版・・・」と併せて是非お薦めしたい一冊である。
■ ところで本書には、「大島淳一の覆面を脱ぐにあたって」という興味深い「後書き」が添えられている。何を隠そうこの大島淳一氏の正体、名著「知的生活の方法」の著者である、渡部昇一先生なのであった。「知的生活」は、中学時代に父の勧めで読み大いに感銘を受け、以来何度となく読み返してきた愛読書のひとつだから、僕にとってこの出会いは取り分け嬉しいものだった。知的な生活を目指す方にとってはきっと良い刺激があるのではないか。ついでと言っては勿体無いが、こちらも機会があれば書店で手に取ってみて頂ければ僕も嬉しい。