アドラー心理学と私 | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

5年前、通信大学への編入学を決意し、

新たにスタートさせた、養護教諭になるための勉強。

教育の分野には今まで興味があったこともなければ、自分には関係が薄いと思っていた。

けれど、学べば学ぶほど、

もっと知りたい!!

ワクワクが止まらなかった。

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『学級崩壊について』のレポート課題のために、図書館へ行き、手に取った本…

赤坂真二先生の『先生のためのアドラー心理学

勇気づけの学級づくり』

この本との出逢いは、私に大きな影響を与えた。

アドラー心理学?

勇気づけ?

今ではよく耳にするアドラー心理学


5年前の私は、聞いたことも見たこともないアドラー心理学。

たくさんの本がある中で、まず手に取ったこの本を、借りてきてすぐに、まずは一気に読んだ!

そして2度3度と読み返し、何度読んでも

毎回うなづきの連続だった。

図書館の本だけに、マーカーや折り目も付けられないので、いつしか本は、付箋だらけになっていた。

中でも特に、私が共感を覚えたのは

〈子どものやる気がなくなっている

子どもの勇気がくじかれている

現状の子どものおかれている状況〉

現在の子どもが、やる気を出しにくいシステムの中にいて、これを知ることで、教育者の役割が鮮明に見えてくる…


以下引用…

・生活が便利になり、家電製品が発達して、子どもの力を必要としない生活システムができあがってしまっている(家族を助けるためのお手伝いが、家電製品に奪われている)

・多忙な生活の中、行為よりも結果が注目されがちになる。

・大人から見たら小さな、しかし無数の、適切で積極的な言動や貢献が見逃されていくことで、子どもは自分の力や存在価値を自覚しにくい。

・大人が忙しいと、子どもに自分で決める場を与えたり、決定を待ったりする余裕がなくなる。

・親が、子どもが世間に後ろ指を指されないように一生懸命転ばぬ先の杖をつき、子どもの成長の機会を知らぬ間に奪ってしまう。




この本に出逢い、教育者の在り方や親の在り方を知り、

如何に、子どもたちが

自分で考え、

やる気を引き出し、

精神的な居場所を見つけられ、

人と繋がる力や、一体感を育てることが大切なのかが、

すーぅっと私の心に飛び込んできた。

いつかアドラー心理学を深く学ぼう…

そう感じる出逢いだった。

あれから5年…念願だった夢

アドラー心理学を学び、

たくさんの人に伝えていける!

我が子や周りの子どもたちの気持ちに寄り添う方法や、声掛けを実践していく!