ジョイライフスタイルをご一緒に!!「ライフスタイル×不動産×リノベーション」

ライフスタイルをより豊かにして行くため、ライフスタイルコーディネーターとしてさまざまな不動産を紹介、プロデュースしています。

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皆さんは「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」読まれましたか?



ものづくりはどんどん進化しており、3Dプリンターをはじめとする"デスクトップ"型の製造業が世界的に展開され始めています。
そしてそれらはIT、ウェブのイノベーションモデルをリアルなもの作りに持ち込むことで、グローバル経済に大きな波を起こす事ができる!という事が刺激的に書かれています。

アメリカでは、この本に触発された人達が行動を起こしており、3Dプリンターやレーザーカッターなどの最新機器を備えた、ものづくりのための共有スペース、"メイカーズ・スペース"などもその一つ。
巨大な工場でなくとも小ロットでオンタイムのものづくりを可能にしています。
http://www.adxportland.com/







都内でもいくつかのメイカーズスペースが同様に出来つつあり、ものづくり大好きな人たちやクリエイター。エンジニアで賑わっているようです。

このメイカーズスペース。都心のオフィスを有効利用するのも良いのですが、小さめの機械が多いのですが中にはある程度の天井高が必要となったり、またはエレベーターに搬入できないなどの苦労も実際に出ています。

そこで提案したいのが「工場の居ぬき」。

大きな工作機械を動かしていた場所なので、天高や間口など搬入には充分。また、都心のオフィス内では難しい音や振動に関しても以前から営まれていた事で周辺の理解もあります(中小工場は住宅地域よりは準工業地域などに集まっています)。

ただ中小工場の多い場所は都内でもおおかた決まっており、工業地帯に多い場所など比較的、都心からは離れている所が多いのですが、中には"出物"が存在します。

こちらの物件は、港区の白金にあります。



ご存知の通り、シロカネーゼで有名な町、「白金」ですが、どちらかというと「白金台」のほうにそのイメージが強く、白金は商店や工場なども残る昔懐かしい東京の下町的な雰囲気を持った場所です。

恵比寿、広尾にも隣接しており文字通り都心の一等地。

充分な広さとかなりリーズナブルな賃料ですが、工作機械はどけられているものの古くから使われていたプレス工場の内装のままですので、自分達なりに手を加えることは必要です。

ご興味ある方はお気軽にお問合せを!
メイカーズ・スペースには工場の居抜きがお薦め!
http://bit.ly/1ErkuHB





建築家、桐山啓一氏による岐阜県養老郡における農具倉庫をコンバージョン(使用用途を工事によって変更)した住宅。


家族の気配が常に感じられる空間、料理が好きなので大きなキッチン、閉じこもらない子供部屋、写真撮影の背景になるような白い壁、というクライアントさんからの要望から作られたお家です。


倉庫を撮影スタジオやオフィスに、というのはすでに事例はありますが、住宅にするのは防熱防寒等の観点や予算的にも中々踏み切れないところ。
そこで、限られた予算の中、大きな倉庫の空間はそのまま残してそこに白い箱を配置するような構成とすることで、広いLDK空間、箱の上は子供部屋、箱の中は寝室や水廻りといったように様々な場所ができたそうです。


大きな倉庫を住まいにするという自由で大胆な発想は、現存するありきたりな住まいという感覚の壁をぶち壊す素晴らしい発想だと思います。
用途を変えてあげることで豊かな住空間が生まれたプランですが、活用すべき点は多々ありそうです。


Via:AIRHOUSE 建築設計事務所


ポートランドのライフスタイルが引き続き注目されていますね。

地方都市ながら文化の度合いも高くてアメリカ人の住んでみたい街には必ず最上位にランクインしているそう。

自然、自由、コミュニティ、DIY、食、インディペンデントな風土など自分のライフスタイルと照らし合わせても共感できるところが沢山ある街です。

当然、どのような住まいにどのような人たちがどのようなライフスタイルで住んでいるのか興味のあるところ。

調べてみるとサスティナブルでDIYが盛んな土地柄、やはりというか、ラグジュアリーではなくバリバリの新築ではなく、リノベーションによって個人のライフスタイルを表現する人が多いようです。そして、個人的にもそちらのほうに目が向きました。

そして色んなサイトを巡りたどり着いたのがフォトグラファーの方のサイトなのですが、美しい写真とともにファミリーが住まうリノベーションの家に特に興味がそそられたのです。


ポートランドの街からやや離れた川や湖に囲まれた小さな島の中、もともと造船所の労働者や測量士のための家(社宅のようなもの)だったものを、家族の住まいとしてリノベーションした小さなコテージ。



キッズルームとロフトのある平屋の1bedルームは間違いなく普通のアメリカの家からはかなりコンパクトな造り。それでも十分すぎる程の濃密度を感じることができるお家です。


緑が豊富に感じられるロケーションで、屋根には同様に緑化が施されていて、デッキのテラスが外に向かって広がっています。



室内は自然と古材となった内壁をそのまま見せていたり、その他はおそらくDIYであろう白塗装が施されていたり、子供たちの明るい笑顔がいつも間近に感じられる家の中の小空間。

手の届く範囲の豊かな贅沢さが見て取れるまさに住まい手のライフスタイルが具現化されたお家だと思いました。

日本においても緑豊かな地方の平屋や空家などで見習えるかもしれませんね。

Via:http://www.lincolnbarbour.com