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ウーゴズ・ブログ|kumaのブログ(アート編)

美術館向けの展覧会企画に携わってきたKuma氏が語るアートのつれづれ。

皆様、お元気でお過ごしですか?

今年の夏は短かったですね。そのうちまた暑さが戻ってくるだろうと思っているうちに、気温が低い雨模様の日が続き、どうやら本格的に秋になったようです。
8月の終わりからすっかり秋になってしまうなんて、パリの気候を彷彿とさせます。

3月に始まった九段下プロトマニアの《~これまで誰も教えてくれなかった~『絵画鑑賞入門講座』》ですが、8月のサマー・スペシャル『ゴッホ自画像の真贋判定をしよう!』で6回の節目を迎えました。

思えば、この半年間でサロン絵画、印象派、ポスト印象派、新印象派などさまざまな絵画を右脳と左脳をフル動員して『見る』ことにトライしてきましたが、おりしも国立新美術館で開催中のオルセー美術館展「印象派の誕生-描くことの自由-」にたくさんの生きた教材(?)が来ており、展覧会に行かれた方々から「レクチャーに参加していたおかげで、2時間じっくり作品と向き合えました!」などのうれしいメールをいただきました。

さて、次回のアート・レクチャーですが、暑い夏はゴッホとともにおわり、秋の訪れにふさわしく、世紀末の華やぎ、モンマルトルの夜の喧噪と人間模様をロートレックの絵画を通して堪能したいと思います。

題して、「ロートレックと世紀末のパリ」。

稀代の素描家ロートレックが描いたモンマルトルのカフェやキャバレーに集う人々。ラ・グーリュ、ヴァランタン、アリスティード・ブリュアン、ジャンヌ・アヴリル、イベット・ギルベールなどの一世を風靡したスターたち。ムーラン・ルージュやディヴァン・ジャポネなどのカフェ・コンセール。ロートレックの絵画を「見る」ことによって、世紀末のパリに分け入ってみましょう!


第4回の開催:
日時:9月27日(土) 14:00~16:30
   ※次回は土曜日の開催です。ご注意ください。
場所:プロトマニア
   東京メトロ九段下駅 3b出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)   
参加費 : 4000円

講座へのお申し込みは下記フロトマニアのHPよりお願いいたします。 
http://protomania3.wordpress.com/event/






ムーラン・ルージュのラ・グーリュ  1891



ディヴァン・ジャポネのジャンヌ・アヴリル   1892


ムーラン・ルージュ



ロートレック




『ムーラン・ルージュの舞踏会』を製作中のロートレック




ムーラン・ルージュの舞踏会  1890


ムーラン・ルージュのダンスホール



ムーラン・ルージュにて  1892


第6回の《~これまで誰も教えてくれなかった~『絵画鑑賞入門講座』》は夏季特別企画


ゴッホの自画像に迫ります。その方法は、ずばり真贋判定!

それぞれの審美眼を信じて、参加者全員で数多いゴッホの自画像の真贋判定を断行します。もちろん論争しながら。

手段は自分の目と感性のみ。知識は不要です。有名美術館所蔵だとか画集にいつも掲載されているとかの事情は無視、自分たちの感性で良しとした作品だけのラインナップが出来上がったとき、参加者の目の前には、激情型、破滅型という暑苦しいイメージとはかけ離れたゴッホの清澄な作品世界が広がることでしょう。

みんなで、あーでもないこうでもないと意見を戦わせながら、自分なりのゴッホ鑑賞のスタンダードを作りあげます。刺激的かつとっても楽しい作業になりそうです。

初めて参加する方も大歓迎です!お気軽にご参加ください!

日時      :  2014年8月24日(日) 14時~16時30分  
参加費  : 4000円
場所   : プロトマニア
                 〒102-0073   東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F
               (東京メトロ九段下駅 3b出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)

            
予約・お問い合せは下記URLまで。
http://protomania3.wordpress.com/event/
皆様
早く梅雨が明けてほしいような、酷暑の夏は避けたいような、ちょっと複雑な気分の毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
巷では、東京国立博物館で始まった故宮博物院展の「翠玉白菜」が話題のようですね。
7月9日からは「オルセー美術館展 印象派の誕生 –描くことの自由—」が国立新美術館ではじまります。プロトマニアのアートレクチャーを受講された方には絵画鑑賞の腕試し(?)のいい機会になりそうです。

さて、プロトマニア・第5回《~これまで誰も教えてくれなかった~『絵画鑑賞入門講座』》が近づいてきました。  
7月20日(日)14:00~16:30です。
第5回のテーマは「強烈な個性がぶつかり合う時、ゴーギャンとゴッホです。
第4回でとりあげた後期印象派の復習もかねて、強烈な個性のぶつかり合いが「耳切り事件」という悲劇を引き起こしたゴッホとゴーギャンのそれぞれの作風をさらに深く分析します。

○ ゴーギャンの綜合主義、クロワゾニスムとは?

○ ゴッホは表現主義の先駆者?

それから、前回の講座のあと「セザンヌの良さがどうも良くわからないのですが・・・」というご質問がありましたので、そのあたりもディスカッションしてみましょう。
絵画を語るボキャブラリーとしては『モニュメンタル(記念碑的)』および『装飾的』という言葉の使い方を新印象派のスーラ、シニャックの作品を例に学びます。

番外編は中村彝(つね)の傑作「エロシェンコ氏の像」をとりあげます。
日本洋画史上最高の肖像画のひとつです。
この絵の魅力について語り合いましょう!

(第5回の開催要項)
日時:7月20日(日) 14:00~16:30
場所:プロトマニア東京都千代田区九段北 1-12-5 市田ビル6F
   東京メトロ九段下駅 3b出口(北の丸スクエア)より徒歩2分)   
参加費 : 4000円
定員  : 12名(要予約)

講座へのお申し込みは下記フロトマニアのHPよりお願いいたします。
http://protomania3.wordpress.com/event/


ゴッホ

ゴッホ 糸杉と星の見える道 1890年 油彩 92x73cm

ゴーギャン

ゴーギャン 説教のあとの幻影 1888年 油彩 73x92 cm

中村

中村彝  
エロシェンコ氏の像 1920年 油彩 45.5 x 42.0 cm