ドクターから、クロミッドは私には効かないからと、注射でのIUIを薦められトライすることになる。


注射は最初、この薬なら保険が効くかもということでFollistimという薬の説明書を貰ったが、結局、Gonal-fになる。ドクターからは、同じ薬でブランドの違いと説明され、値段などの違いがあると説明された。

注射は、ペンタイプがあるのを知っていて、最初に貰ったFollistimの説明書もペンタイプだったので、ペンタイプの注射とばかり思っていたのに、届いた箱を開けると普通の注射器を使うタイプだった。初めはショックでドクターにもペンタイプが良かったといったけれど、最終的に注射器の方が簡単だからとのことだった。結果、注射タイプしか経験していないが、やり方としては難しくはなく今後も必要な場合はこの注射タイプで私は行く予定。注射にまつわるトピは別トピで。


薬局で薬の注文に2週間くらいかかることがあるからと、リセットがわかる前の周期で無駄を覚悟で注文した。結局、3日後には届き、頼めば2日や1日でも届けてくれそうだったので、次からはそうドクターにお願いしようと思う。だって・・・注射の薬は値段が半端でない。それでも今回私は少ない方だったようだが、全部で$885だった。結局、保険は効かない定価の値段である。この薬の値段は、人によって全く違うものなのであまり参考にはならないと思う。


ちなみにGonal-f 450IU MULTIDOSEは、1箱に6本の注射器が入っている。1回が75IUだと6回分だと思っていたが、実は450IUを使用の為に、多めで600IU入っていたので、7回分は使え、8回分目も半分は使えた。但し注射器は2箱目のパッケージのものを使用。

結局、今回の周期では注射10本(75IU×10)で、2瓶目は恐らく450IU近く残っている。うー勿体無い!



《今回購入の薬の内訳》


Gonal-f 450IU MULTIDOSE 2箱   $717

CHORIONIC GONAD 10 1箱       $43.90

PROGEST 200MG VAG 50CAP   $125

他注射器や換えの針、注射器のゴミ箱、脱脂綿、アルコール綿等が一緒に送られてきた。


周期3日目  病院 ウルトラサウンドとGonal-fの打ち方レッスン(1回目はそこで打つ)

周期8日目  病院 ウルトラサウンド(まだ9mmとのこと)

周期11日目 病院 ウルトラサウンド(一番大きいのが14.44mmらしい)

周期13日目 病院 ウルトラサウンド、尿検査でLHチェック(18mm位らしくLHは陰性)

周期15日目 病院 精子採取・IUI 

             

毎回の病院代は、一回につき$160(内訳 Office visit$55、ウルトラサウンド$105)



周期3日目~12日目 Gonal-f 75IU/day (7-9pm)

周期13日目 2:30pm Hcg注射 (2-4pm))

周期15日目 11:00am IUI 


ちなみに、HCGの注射はOVIDREL PreFilled Syringe (Choriogonadotropin alfa injection) 0.5に急遽変更。病院で交換してくれた。理由は、打つ時間に主人が仕事でいない為、自分で打たなければならないので、お尻ではなく、お腹に注射できるものに取り替えてくれた。これはラッキー!!高級な方に取り替えてもらったからとか金銭的な面でなく、針も細いし、血が出てこないかなどの不安なチェックもなく、Gonal-fと同じように打てば良いだけ、しかも既に注射器に薬が入っているのでそのまま打つだけというもの。これだけは今後もこれにしてもらえるように頼んでみようかと思っている。お尻注射はかなり気持ち的にブルーだったが、このお腹の注射はGonal-fと変わりない感じで痛くない。Pushする時、ちょっと重い感じでゆっくり押したが痛みはなかった。今回、たまたまだけど、ラッキーだった^0^


私の購入したHCGはジェネリックの薬らしいが、$43.90している。今回取り替えてもらったOvidrelは$44.25って書いてあるけど・・・だったら、変わらなくない?!?高級って程・・・。ちなみにHCG10,000IUだと、$39.90となっている。だったら絶対OVIDREL!!!と思ってしまった!!


Hcgを打ってから、約36時間後に排卵というが、私の場合、43~45時間後にIUIだったので、不安でドクターに尋ねたところ、早ければ36時間後に排卵だが、大抵44~48時間後に排卵することが多いとのことで、卵は排卵後30時間受精可能で、精子は24時間生きているので問題ないとのこと。普通に排卵後のIUIもしているとのこと。今回私は、Hcgを打ってから、44.5時間後のIUIとなる。


そして15日目、IUI当日。9時過ぎに病院へ行き、まずは精子採取で主人は別室へ案内され・・・その後、IUIの予定時間までは、近くのスターバックスで少しのんびりし、いざIUI!予定時間より30分後くらいに入れた。その程度の時間差は余り関係ないのか?!

まずウルトラサウンドでチェックすると、既に排卵済みだったらしいが、これも予定のうちらしくGoodとのこと。注射がちゃんと効いたねとのこと。排卵前に精子が待っている状態が一番良いんじゃないの?と思いつつも、ドクターがGoodと言うし・・・ 良いのかな?!器具の取り付けも割りとソフトで、消毒したあと、少し圧力がかかるよと言われてお終い。え?!もう入れたの?!?と言うくらい、わからなかった。少し圧力がかかった時に入ったんだぁという感じだった。そんな奥まで入った感じがなく不安だったが、無事終了。10分そのまま休んでから帰宅。

Doxycycline Hyclate Tablet USP 100mgを処方され、最初に食べる食事の後に服用するよう言われ飲んだ。


状況により2回のIUIと言うことだったが、今回は1回で終了。出来たら夜、仲良しでタイミングを取るよう言われた。次の日16日目より、1日3回、プロゲステロンカプセルを膣剤として入れる。


ちなみに精子洗浄。前回はSwim upで、次回はパーコールにするように薦められていたが、今日の洗浄はどちらでもないとのこと。うーん・・・ パーコールは高級と言われたので、恐らくもっとよくない方法なのだろうから、ちょっと不安が残った。それでも今日の主人の状態はVery Goodとのことだったので、期待も出来る。


次の病院は、2週間後で、血液検査の妊娠検査。それまでに生理がこないことを願って・・・ なるべくリラックスして過ごしたい。

自己注射など初めてで、ド素人の私。注射も痛いのも大嫌いな私。まさか私が、病気でもないのに、自己注射を、しかもお腹に打つことになろうとは・・・ 人生長く生きてくると、色々あるものだ。最初は、絶対に自分で注射なんて無理!!と思った。でも今日で7回目、自分でお腹に注射した。慣れてくるものではある。Gonal-fの針は細いので、痛みは殆どない。ただ、場所によって今日はちょっと痛かった、全然痛くなかったという違いはある。どちらにせよ、痛みは殆どない。でも最初に針を刺す時は、とにかく怖い!!!!!の一言に尽きた。結果、痛くはなかったけれど・・・。看護婦さんに説明を受け、やり方は本当に難しくはなく、素人でもほぼ失敗はないと思う。目盛りで量をきちんとはかりさえすれば・・・。


これも可愛い我が子を抱きたい・・・ その大事な目標があるからこそ、頑張れた。母になるためには、強くならなければならないのだ・・・ そう思うことにして、頑張っている今日この頃。


450IUなので、75IU×6回でなくなると思っていたら、7回目の75IUも余裕で使え、8回目も半分は使えた。あれ?間違えた?と思いドクターに問い合わせると、多めに入っているとのこと。小瓶をよく見たら、450IU必要な人の為に600IU入っていると書いてあった。これなら少なく見積もっても、1瓶で550IUは使えるように思う。次回はその量も考えて処方箋を出して欲しいけど・・・ そこまで言いづらい・・・

結局、この周期はGonal-fは10回、75IU×10回打った。(3日目~12日目まで)


HCGの注射の説明を受けたが、やはり結構針は太い><;;より太い針で薬を入れ替えるのだけど、それでもお尻に刺す方も私にはとっても太く見える><;;しかも長い!うー・・・今から嫌でたまらない。前に産婦人科でもこれを打ったんだと思えば、痛くなかったけど、やはりこの針を見てしまうとかなり恐怖。状況により、病院で打つか、主人が打つかのどちらか。お尻の脇の方を刺して、一度少しひいてみて血が吸い取れたらその位置は駄目でやり直しだそうだ。そんな~><;;しかもちょっと血を吸い取るっていうのが怖い。吸い取るって程でなくて、血管に刺さっていないか試すだけなんだけれども・・・。お尻の横の方は、ほぼ大丈夫って言うけど、不安。病院で打たない場合は、お尻にペンで印をつけてくれるとか(笑)


しかし・・・ 結局、13日目、HCGの注射の指示が出たが、調度、主人がいなく自分で打たなければならない時間になってしまった。え~自分でお尻になんて打てない~><;って言っていると、私の持っているお尻の注射とOVIDREL PreFilled Syringe (Choriogonadotropin alfa injection) 0.5を取り替えてくれた。こちらはより高価な薬で、既に注射器に薬が入っていて、お腹に打つだけ。Gonal-fと同じ要領。しかも針が細い!!Gonal-fより、薬を押し込む時、重い感じはあったものの、痛みもなく、Gonal-fと同じ感じだった。ラッキーとしか言いようがない。次からは、ドキドキお尻の注射を待つより、少し高くても、こちらの注射にするだけの価値はあるかも・・・。この注射がかなりストレスになりそうだったから・・・。そんなわけで、予定外でストレスフリーで今周期の注射は終了!!

・・・ちゃんと調べたら、どうやら値段さは$1なんですけど・・・~!!!だったら絶対に、Ovidrelでしょう!お尻のHcgと同じ作用らしいけれど、それぞれの長所短所あるのでしょうか?!注射することに関しては、絶対的にOvidrelが痛くないし簡単だしストレスないと思いますが・・・ お尻のHcgの方が良いこととか副作用の違いとかあるんでしょうかね?!それはわかりません。



注射から44.5時間後、明後日がIUI当日!! 

タイミングが上手く合いますようにニコニコ

主人の精子くんが良い状態でありますようにニコニコ

後は運命にお任せ。もう考えるのはヤメ!!


私達の可愛い赤ちゃん、待ってるよ~ラブラブ!

今年始めのコンサルテーションでは、基本的な話から詳しく話をしてくれた。私は散々色んなことを調べていたので、殆どの話は既に承知済みのことでしたが、だから英語でも理解が出来た。主人は殆ど知らない状態だったので、ここで改めてドクターから話してもらえたのは良かった。私が話そうとしてもうるさがるだけなので・・・。


それで、昨年末(2008年末)に2回ほど調べた精子分析の結果はあまり良いものではなく、体外受精(IVF)の中でも顕微授精(ICSI)を薦められたり、人工授精(IUI)でも可能性はゼロではないけれど確立は低いといわれたりしていたもので、すっかりもう顕微授精しかないものと思っていた。でも、今の病院では、それほど悪くもないってことで、改めていくつかの検査をしてから方針を決めるとのことだった。


不妊治療専門病院に移ってした検査

・生理3日目の血液検査(FSH)

・高温期7日目の血液検査(プロゲステロン値)

(いずれも、薬などを何も飲まない状態の周期での検査をした。)

・Post Coital Test(ヒューナーテスト) 


FSHは7ヶ月前より、良くなっていて5.9 これは10以下だと良くて、数が低いほど良いらしく、卵胞の予備軍をみるらしく、ドクター曰く、「若返ってる!Good!」とのこと。元々も、悪くなかったが、更に数値は下がっていた。


問題だった黄体機能不全に関係あるプロゲステロン値。これがまた驚きで、何も飲まない周期での検査結果は今までで一番良かった。何も飲んでいない状態だと10以上は欲しいとのことで、12.1だった。薬を飲んでいたら12以上は欲しいところ、クロミッド周期でもいつも10だったのに・・・。とても不思議。こうなってくると、クロミッドはあわなかったのだろうとしか思えなくなってくる。4周期も飲んでしまったが・・・。


そんなわけで、より不妊の原因となるものは、なくなってしまう。嬉しいことだが、それでも妊娠できないので、いっそのこと何かしらの原因がわかった方が、ステップアップに踏み切りやすいとは思った。


日本でヒューナーテストの名で知られている検査は、どうやらこちらではPost Coital Testというらしい。ドクターからは、排卵日付近で夫婦生活をした次の日のMoucousを調べて、私のMoucousの中で精子がちゃんと泳げているかを顕微鏡で見るとの説明だった。これが問題なんじゃないかと夫婦で思っていたが、何とこれもパス。私達も顕微鏡を見せてもらったが、どうもそんなにちゃんと泳いでいないようにも見えたが、ドクター曰く問題ないらしく、その周期はタイミングを取るよう言われた。結局、その周期の妊娠はなかった。


余談だが、ドクターからは排卵検査薬のLHサージが陽性になった日を含め毎日4日間タイミングを取るように言われたが、主人、4日連続など無理で、2日間しか出来なかった。不妊治療をしていると、夫婦生活が義務的になったり、排卵日にあわせて子作りの為だけのものにどうしてもなりがちで、気持ち的に夫婦ともども難しいことがしばしばあって喧嘩もよくした。こういう時こそ、夫婦仲良く頑張りたいのだが、なかなかそうもいかず本当に難しい。よく不妊治療でより絆が深まるとかいう話も聞くが、家は微妙・・・。知らぬ間に出来て喜べた方が夫婦の関係は良かったように思う。でももうそれは無理な話で・・・。


そして、次の周期で注射+IUIを薦められ、現在進行中である。この周期についてはまた別トピにて。

IUIで妊娠出来なかった後、原因はわからないけど、産婦人科ではここまでの治療しか出来ないからと、不妊専門医に行くようにドクターから薦められました。その時は、えーまだ見放さないで~><;;という気持ちと、もう一度IUIにトライしたい気持ちがあり、お願いしました。でも結局、その2回目のIUIでは卵の育ちが悪くキャンセルとなりました。


そんなわけで、また新しい不妊専門の病院探しが始まりました。

最終的に3つの病院のコンサルテーションを受けた後、現在は1つの病院で治療を始めています。


体外受精も考えての転院だった為、やはり日本語の通じるところの方が安心と考え、まずは日本語の通じる病院から探しましたが数も少なく、口コミや成功率等 を参考に、日本語の通じない病院も視野に入れていきました。産婦人科ドクターから紹介された病院もあたりました。まずはネットや電話などで、値段から調べていきました。額が大きいだけに、やはり値段はどうしても重要だったので・・・。色々聞いて比べ、あまりに高いところは省いたりしていきました。



最終的に、体外受精の成功率を頼りに、現在の病院が3つ目のコンサルテーションした病院でした。ある程度歴史のある病院で、いくつものオフィスを構えている大規模な会社であること、今までの治療数のトータルで数をこなしていること、そして成功率が高いことが魅力でした。


英語が苦手なので、電話よりE-mailの方が聞きやすかったので、メールで質問などしたらすぐに返事がきて、色んな質問にきちんと答えてくれたのも好印象でコンサルテーションまで行きました。$250のコンサルテーション料で決して安くはなかったですが、その後の大きな出費を考えると病院探しは重要だったので・・・。コンサルテーション後も、最初から親切にしてくれた事務の人は、質問すれば何でも教えてくれます。



大きな病院だと、ベルトコンベア式なのは仕方ないかなとは思いましたが行ってみるとそんなこともなく、担当医がいつもケアしてくれて、私の場合は言葉の壁もあるので、いつでもメールで質問に答えてくれます。これはドクターが直接です。なので、安心して治療にのぞめます。返事はほぼすぐ返ってきます。勿論忙しくて、すぐでないこともありますが、大体は友人とのやり取り以上の速さで驚きのレスです。



今の病院では、すぐに体外受精ではなく、もう一度まだしていない検査などをしてみようということで検査を始めたので、その最初の段階では、良かったらこのまま・・・あまり良くなかったら検査までにして、体外受精は別のところでとも思っていましたが、今は信頼できるドクターに出会えたので、もしこのまま体外受精に進む必要がある場合は今の病院に通うつもりです。



しかし保険が効かない不妊治療は、本当に出費がとんでもないです><;;一般庶民には・・・。

でもだからこそ、自分にあった病院選びは大事だと思いました。言葉の面だけで、日本語が通じるところ・・・というだけでなく、視野を広げてみるのも良いかと思いました。それでもやはり、日本語が通じる方が安心ですけどね。



私は、Reproductive Partners Mediacl Group という病院の某オフィスの某ドクターにかかっています。同じ病院でもドクターとの相性もあるかと思いますが、私はバッチリでした。土日祝日もOpenなのも安心です。不妊専門だと、基本はそうなのかもしれませんが?!先日のプレジデントデーも普段より朝から混んでいました。

2008年10月、初の人工授精(IUI)をした。人工授精までまだ考えていない時期だったので、聞かれる間もなく、ドクターから次の周期は人工授精をしてみようと言われ、戸惑った・・・。え?!?こちらの希望なしに、進んじゃうの?!?!?・・・と。ドクター曰く、人工授精は自然とそんなに変わらないけど、精子を洗浄したり、子宮の中に入れるので、確立がちょっとだけUPするとのことだった。


今は、確かに人工授精は自然妊娠とそんなに変わらないと私も思う。ただ、ちょっと手助けをして確立をUPする為のもの・・・と言う感じがする。でも、お金はかかる!!!のは大違いだけど・・・。そうは言っても、最初は本当にかなり戸惑った。でも、主人にも承諾してもらい、トライする。


この周期は、1日2錠のクロミッドを周期5日目から5日間飲んだ。15日目のエコーでの卵胞チェックで、17日目に人工授精が決定16日目にHCGの注射をお尻に打つ。筋肉注射で痛いとネットなどで調べて知っていたが、いつ針を刺したかわからないくらい痛くなかった。私のお尻の脂肪が多かったせいか、看護婦さんの腕が良かったかは不明(笑)


17日目は、朝から夫婦でラボへ。精子採取と洗浄のため。めちゃくちゃ汚いラボ・・・。しかも土曜日で、閉まってる><;勿論、看護婦さんが予約もしてくれた。しかし・・・・・・・時間になっても誰も来ない。そこへ、事務の人らしき人が郵便物を取りに現れる。そして結局、ドクターに連絡を取ってくれて、大分時間はずれ込んだが、精子洗浄はしてもらった。それにしても、予約が入っていなかったとのこと・・・。ラボへの予約は、産婦人科の看護婦さんが私の目の前でしてくれたので、ラボ側のミスだと思う。結果、産婦人科も午前中しか開いていない為、午後、ドクターが経営する別のオフィスにて人工授精をしてくれた。良いの?そんなんで?と思ったけど、これでキャンセルだったらもっと納得いかないので、良かった。


ちなみに今回の精子洗浄はSwim up法だった。ラボのドクターは、次回はPercoll法の洗浄を薦めるとのことだった。その時点で、今回の洗浄法はあまり良くないのかな?精子の状態があまり良くないのかな?と不安を抱きながらも、必死で人工授精してくれるドクターの元に運転を急いだ。


人工授精の2日後から、プロゲステロン坐剤を入れる。


ハプニング続きの人工授精・・・ 結局、妊娠せず。

現在2009年2月、今度は専門医の人工授精を受けようと現在は毎日の自己注射をしている。今だからわかることだが、産婦人科での治療には限界があるらしく、人工授精でもクロミッドでの治療までしか出来ないようで、注射のお薬になってくると不妊治療専門になってくるらしい。


ちなみにこの時の治療代は、ラボでの精子洗浄が$115IUI当日の料金が$200でした。

その前のCo-payやエコー代はまた別に勿論ありました。前日のHCGの注射は$50払いました。

産婦人科に通い始めてから2ヶ月たったかどうかという頃、卵管造影検査(HSG)を薦められる。ネットで予め調べていて、気絶するくらい痛いとかいう記事を読んでいたので、怖くてドクターに、「痛いんでしょ?」と聞くと、「ん~ちょっとね」との返事。怖かった・・・。でも、子供が欲しかったので、思い切って受けてみることにした。


この検査はX線検査なので、書類を貰い別のX線専門の病院?ラボ?にて検査。料金は$275だった。

簡単に説明すると、X線に映る造影剤を子宮から卵管に流して、卵管が通っているかX線検査するもの。

先払いだったので、やはり検査後は支払いも出来ない状態になるのではと怖かった・・・が、そこまでではなかった。


大分前でウル覚えだが、この検査は生理が終わってから排卵日までの間にする検査らしい。 ちなみに私は、周期10日目に検査。前日と当日の朝晩、Doxycycline(抗生物質)を1回1錠ずつ飲むように産婦人科から処方された。ネットで調べると、検査前に痛み止めを飲む人もいるみたいだったか、私は何も指示がなく、わからなかったので痛み止めは飲まなかった。


検査はまず、器具の取り付け。子宮から卵管に造影剤を流す為、器具を取り付ける。この器具付けが、私はめちゃくちゃ痛かった!!しかも、やっとこさ器具の取り付けが終わり、造影剤を流し始めるも、位置が悪くレントゲンに映らないとのことで、器具を一度外して、再度付け直し!!><;;;この時、ドクターを恨みつつ、本当に嫌で、もう検査はしなくて良いからやめる~と叫びたいも、$275も既に払い済み・・・ここでやめられない!と、貧乏性だったおかげで、我慢する。ドクターは痛いのにゴメンねと申し訳なさそうに、そして看護婦は力を抜いて、リラックスリラックス・・・そればっかり。痛くてリラックスなんて出来ないのじゃ!これでも力を抜こうと頑張ってるのじゃ!!


日本だと、この器具付けの後、X線検査の部屋に移動するとかいう話をネットで見たが、私は最初からX線のベッドに寝たまま器具付けで、そのままX線をした。恐らくアメリカでは通常、移動はなさそう。あんな器具をつけたまま移動するなんて、日本って手際悪くない?!そして、患者の立場からしたら、かなり嫌だろうと想像・・・車椅子で移動する人もいるってのも納得できる。しかし、気絶する人もいるっていうのでびびっていたけど、気絶するほどではなかったが、おとなしく我慢はしていられなかった。


造影剤の注入自体は、私は痛くなかった。でも造影剤が入ってくると、張ってきて苦しくはなり、うーんとついうなってしまう。でもこれは生理のある女性ならまあ我慢できる程度。私は、出産したいならこれくらいは我慢しなきゃ!!と、その一心でとにかく乗り切った。これも可愛い我が子を抱く為と思えば頑張れる。


造影剤の流れる様子をモニターで見せて解説してくれる。苦しくて、あんまり頭に入らないけど、とにかく通っていて問題ないって言うから、ふんふんと聞き流す。ただ卵管がカーブしていると言われ、普通はまっすぐらしいのでちょっと心配したが、検査結果としては、ノーマルで問題なしとのこと。


検査後は着替えてお終い。何とか立ち上がり着替えはするものの、酷い生理痛の痛みが襲ってくる。トイレで数十分はうなりながら休む。でもこの酷い生理痛のような痛みも、30分もすれば落ち着いてくる


この検査の後は、力が入りにくいから自分で運転しない方が良い・・・って書いてあるブログがあり、怖かったので、主人に送ってもらうも、仕事の為お迎えは無理で、バスを乗り継いで帰る。バスも2本だったので、特に問題なしでスムーズに帰宅。でも、ちょっと休んで落ち着いてからなら、運転が出来ないほどではなかったかなと思う。


最後に、この卵管造影検査は、検査と同時に治療にもなるらしいと聞いてはいたが、この検査のドクターからも3ヶ月はゴールデン期間と言われた。造影剤を通すことで卵管が広がり、妊娠しやすくなるとのこと。これはだんだん縮んでいくとのことだった。私はこの期間に妊娠は出来なかったが、ゴールデン期間というのは本当らしい。ネットでは半年がゴールデン期間とも書いてあったりするが、恐らく半年の間にだんだんに元に戻っていくので、特に最初の3ヶ月がチャンスだ!という意味だと理解した。

日本語の通じる産婦人科を探したが、近所になかったので、中国人ドクターの産婦人科へ通う。家では必死でそのつどネットで調べまくったので、何とか言葉の壁も乗り越えられた。漢字が使えたのも助かった。勿論この時点では、私一人で産婦人科に通う。

産婦人科に通う期間にした検査

●生理3日目の血液検査(FSH等)

●高温期の血液検査(プロゲステロン値

卵管造影検査HSG)→ラボにて行う *別トピあり ←クリック


産婦人科に通う期間にした治療

クロミッド+プロゲステロン坐剤でタイミング

クロミッド+IUI(人工授精) 精子洗浄はラボにて行う(Swim up) *別トピあり ←クリック


基礎体温表も毎回見てもらい、よく話も聞いてもらえたので、気持ちは少し安心出来た。全ての検査において、これといった問題はなく、リセットの度にドクターも、どうして妊娠しないんだろう?!?と首をかしげていた。


しかし1つ疑いがあったのは、黄体機能不全。基礎体温表で高温期が11日くらいしかなかったので、12日以上は欲しいとのことだった。血液検査のプロゲステロン値で12以上欲しい値が10ということで、基準値より低い。しかし、これは高温期数日後からのプロゲステロン坐剤で補充出来るとのことで、安心していた。

が、後に不妊治療専門病院に通うと、これでは駄目だったと言うことがわかる。


⇒簡単に説明すると、高温期(黄体期)のプロゲステロン値が低いということは、低温期に良い卵が育っていないということで、良い卵が育てば自然と高温期のプロゲステロン値は良くなるとのこと。だから、良い卵が育っていないのに、後からプロゲステロンをいくら補充しても余り意味がないとのこと。だから、質の良い卵を作る為に、低温期に薬で良い卵を育てなければならないが、私の場合はクロミッドでは効かなかったようで、最終的に注射の薬で卵を育てることになる。このことはまた、不妊治療専門病院へ移ってからの記事にて。


卵管造影検査(HSG)は、X線の検査。X線で映る液を流すことで、卵管が通っているかどうかを確かめる検査。これは検査と同時に治療にもなるとのこと。液を流すことで卵管が広がって妊娠しやすくなるからとのことで、この検査をしてくれたドクターには、3ヶ月がチャンス!と言われた・・・が、結局、その期間には妊娠できず><;ネットで調べるとゴールデン期間は6ヶ月との記載もあるので、半年くらいは可能性は高まるようで、一応、今月までぎりぎりゴールデン期間?!ラボのドクターの話では、検査後、だんだんにまた縮んでいくから・・・とのこと。

詳しくは、HSG検査の記事にて。ちなみにこの結果はノーマルで問題なしだった・・・だからこそ、ゴールデン期間に期待もしましたが駄目><;


そしてこのゴールデン期間である10月、初のIUI(人工授精)にトライする。

日本だと、夫婦間人工授精はAIH(Artificial Insemination By Husband)という言葉でよく知られている。これは非配偶者間の人工授精AID(Artificial Insemination By Donor)と区別される。でも、アメリカの産婦人科のドクターにAIHは通じなかった。アメリカでは、IUIという言葉の方が伝わりやすいようだ。イマイチこのIUIの略はわかりません。私の知る限り、こちらのドクターは、Inseminationと言うのが一般的な感じで、こちらがIUIという言葉を出すと、そうそれ!!と返って来る感じだった。この初IUIについては、また別の記事にて。


初IUIでは妊娠できず、2回目のIUIを試みてクロミッドを飲んだにも関わらず、卵胞の育ちが悪く中止。クロミッド周期は、4回しましたが、結局妊娠せず。今思うと、やはり産婦人科での不妊治療には限界があるように思います。何だかんだチョコチョコお金を費やしたことを考えると、最初から不妊治療専門に通った方が良かったかもと思います。が・・・私もそうでしたが、最初は、そんな大袈裟にしたくない気持ちと、まずはちょっと不安を取り除く為に検査したいという気持ちだったりするので、決してこの産婦人科期間は無駄ではなかったと思う。ただ、お金をセーブするには、高いと思っても、最初から不妊治療専門に通ってしまった方が、検査しているうちにすぐ妊娠と言うことも有り得る話ですし、最終的に良いように思った。


ちなみに健康保険のカバーは、アメリカでは州によって不妊治療に関しては大きく違うこともわかる。私の住むカリフォルニアでは、個人加入の健康保険では、不妊治療のカバーは全くなし!!!><;;会社の保険の場合、適応される場合があるらしい。不妊治療を始める前に、健康保険が不妊治療をカバーするのかどうか調べた方が良い。ただ、それでも産婦人科では、私の持っていた個人のブルークロスが使えて、Co-payだけの時もしばしばありました。

大好きな仕事に熱中し、プライベートも満喫した20代。30歳を目前にして、子供を望む私は、具体的に結婚したいと考え始める。結婚を考え付き合い始めた彼とは結局上手くいかず・・・30歳の夏、私から別れを決意。その後すぐに今の主人と出会い、トントン拍子で2005年11月、結婚に至る。


主人は1周りとちょっと年上・・・と言うこともあり、ホント言うと、すぐにでも子供が欲しかった私達。でもその気持ちと同時に、アメリカ生活でのステイタスの確保、妊娠にも対応できる健康保険探し、経済的な不安定・・・色んなことが重なり、現実的に子供を望み赤ちゃん待ちをStart出来たのは、2007年5月。結婚から1年半は、子供が出来ないように夫婦生活を営む。今思えば、この時期を悔やむけれど、後から悔やんでももう仕方なし・・・。


しかしこの時点ではまだ、アメリカ生活のステイタスは安定はしていなかった。この年の11月にグリーンカードをやっと取得するまでは、まだ色々落ち着かないからと、子供が出来なくてもそんなに気にはしていなかった。でも、秋くらいには、ネットで排卵日が大体いつくらいなのか調べ、大体生理が始まって14日目と言うことを初めて知り、その辺りを狙い始める。


それと同じ頃、基礎体温について興味を持ち始め、日本で基礎体温計を購入して、2008年の始め頃から、基礎体温をつけ始める。(株式会社ニシトモのSofhiaを使用)最初、とっても乱れたグラフに、2層に分かれているかもよくわからず、まさか排卵していなかったらどうしようと不安になる。


そこで、排卵検査薬というものが存在することを知り、アメリカの近所の店で購入。(Albartsons、CVS、Target等で購入。いくつかのブランドをその時の気分や値段により選択。)それで検査してみると、排卵日付近で陽性になり、とりあえず排卵はしていそうということで一安心。また、基礎体温表も最初よりは落ち着いてきて、ガタガタながらも、低温期と高温期には分かれているであろうことを確認。そして、私の排卵日は一般的な14日目ではなく、もう少し後らしいことがわかる。


基礎体温と排卵検査薬を使い、タイミングを見計らいながらも、なかなか授かることが出来ない不安から、2008年5月、産婦人科のドアを叩く。