SVOOの訳し方

I'll be there for you - Bon Jovi

第2回です。

何回かに渡って、同じ曲を使います。

【前回の復習】
that節をとる動詞の意味は、
①発言系
②思考系
③認識系
の3つに分かれましたね。

前回の文末に書いた問題は、


specify that 主語 動詞~


という形でした。

specifyの意味を知らなくても、上の知識を使えば、
「言う」「思う」「分かる」のどれかだ!と推測できますね。  

ちなみにspecifyは「特定する」「特定して言う」という意味で使われます。


答)それを他の名前(作り方)で欲しいと特定して言わなければ、アイスティーを提供されるだろう。

*otherwise・・・
元々、in other waysです。clockwiseやlikewiseの「wise」もwaysからきています。
*will be brought iced tea・・・
ややこしいですよね…。こういう時は、簡単に直しましょう。「現在形」「能動態」「肯定文」に直すと分かりやすいですよ!

【今回の勉強】
SVOOの訳し方
*S・・・主語
*V・・・動詞
*O・・・目的語
*C・・・補語(次の機会に解説します。)

【歌詞】
I'm praying to God (that) you'll give me one more chance, girl.

*pray・・・
「祈る」という意味です。
pray to A for B「AにBを祈る」
pray to A that S V~「Aにthat節内容を祈る」

*pray that S V~
これも前回の知識で考えられますね。
prayもthat節をとる動詞です。
祈る時は、「声に出す」もしくは「ココロの中で思う」のかのいずれかです。

今回はgive me one more chanceという所に注目しましょう。

直訳すると、「私にもう一度チャンスを与える」となりますね。

早速ですが、

【今回のポイント】
SVOOの形をとる動詞は、
①与える
②与えない、奪う
の2つの意味に収束します。

SVOOをとる動詞は、

give、show、tell、teach、offer、make、buy、bring、send、pay、deny、save、cost

など数え出すとキリがありません。

しかし、共通点も存在し、それは「与える」「与えない、奪う」の意味である、ということです。

例)
・My father showed me old pictures.
→父は私に古い写真を見せてくれた。

・She always buys handsome men jewel.
→彼女はいつもイケメンに宝石を買い与える。

・The project can save us various problems.
→その企画は我々から様々な問題を取り除いてくれるだろう。

前回と同様に、単語の暗記量を大幅に減らしてくれる知識です。

何となく知っていたという人も、改めて意識すると、that節やSVOOを見た時に新たな発見が出来ると思います。

【問題】
和訳せよ。

It requires knowledge denied to many children.

最初は辞書なしで考えてみてください!

ではまた次回!


【追伸】
お気に入りの洋楽、見つかりましたか??
最近日本で流行っているのは、
One DirectionやTaylor Swiftなどですかね…(古いかもしれませんが笑)

ノリノリの曲から、バラードまで揃っているイメージです。

wifi環境にいらっしゃるならば、ぜひともYoutubeで聴いてみてください!