みなさんは、幼少期の記憶がぱっと蘇ることはありますか。
最近、ふとした瞬間に小さいころの日常が鮮やかに目に浮かんだことがありました。
それは旅先でお土産を選んでいたとき…
叔母へのお土産がなかなか決まらず、ふらっと漬物屋さんに入りました。
なす、きゅうり、きゃべつ、にんにく、だいこん…
いろんな野菜が並ぶ中に、あんずの甘露煮がありました。
それを見た時に、3~4歳の時の日常の1コマがぱっと目に浮かびました。
風邪をひいた私のお見舞いに、叔母があんずをたくさん持ってきてくれた日でした。
おでこに冷えピタを貼って、よたよたと母と叔母がいる玄関にあんずの入った容器を受け取りに行く自分の姿…。
一度にたくさん食べちゃだめだよ、とその時叔母に言われたことも思い出しました。
ずっと思い出すこともなかったのに…叔母へのお土産はあんずの甘露煮にしました。
後日、叔母にこの話をすると、そうそう当時持って行ったわ!とのこと。
あんずは私も叔母も大好物。
いいお土産に出会えました。