本当に傷ついていることは、人に黙っているものだ
という趣旨の言葉を以前本で見たことを思い出しました。
ああ、そうだなあ、と思った出来事があったから思い出したのかもしれません。
最近そういった小さいけれどずっと引っかかっている傷があるのです。
喉に引っかかった小さな魚の骨のような。
でも、不思議と誰にも相談しようとは思っていません。
悩みや嫌なことがあると、ついつい相談してしまう私にとっては、
けっこう珍しい。
口に出すのが辛いのか、躊躇いがあるのか、怖いのか、
はっきりとした原因は思い当たらないのですが、言えずにいます。
もうしばらく、胸にしまっておくか。