ちょくちょく馬券本のことを書くわりに、「お薦め」の基準を書いてなかったような気がする。。。

基本ボクは定義好きである。

好走とは前走○.○秒以内
多頭数とは○頭以上
内枠とは○番より内、多頭数なら・・・
坂コースとは中山と、阪神内回りと阪神ダートと・・・

というように勝手に定義している。

何故定義するかと言えば、定義しないと基準が曖昧になりパターン化できないからである。

その辺りはコンピュータ屋さんで仕事を行う際に、フローチャートとかを書いてたことが・・・。

定義すればプログラミングもできるしね。

ボクはできないけど(汗



まあ、それは置いといて、「お薦め馬券本」の基準。

定義と違って、基準はかなーり曖昧であったりするが、一応

1.未知の分野、未知の切り口、着眼点
2.過去にやっていてそれなりに成果があった手法
3.共感

この3つである。

では過去に「お薦めした馬券本」に当てはめてみる。


以下の9冊は「1.未知の分野、未知の切り口、着眼点」で選出


京大式超オイシイ! 馬券の選び方 (競馬ベスト新書)/ベストセラーズ

¥967
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『京大式超オイシイ! 馬券の選び方』を選んだ理由は、ボクがそれまで馬連や単勝多点買い中心だったから。
この本で、なんとなく3連複購入。
今なら「お薦め」にしたかは怪しい(汗


競馬に強くなる調教欄の取扱説明書/白夜書房

¥1,620
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『競馬に強くなる調教欄の取扱説明書』を選んだ理由は「調教適性」
しかし、今は全く使っていない(汗
今一番使っているのは「一番人気の調子の見極め」
これは誰にでもお薦めできる一冊。


絶対調教これが勝負仕上げだ! (競馬ベスト新書)/ベストセラーズ

¥967
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『絶対調教これが勝負仕上げだ!』はGⅠでの追い切りに注目。
BWの時計もそれなりに役立つ。
あ!「準お薦め」に降格したんだった(汗


血統ビーム 黄金ガイド/ガイドワークス

¥1,728
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『血統ビーム 黄金ガイド』はもうバイブル!
結構ボロくなった(汗
予想する際は常に使用するからね。
「小系統」は使える。
種牡馬毎じゃ、もう予想は無理。


重賞ビーム 2014 (サラブレBOOK)/エンターブレイン

¥2,052
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『重賞ビーム 2014』は「ビーム」が載ってるから。
従来の『重賞アプローチ』じゃお薦めにはできない。
「ビーム」はレースの特徴が掴める。
また、亀ちゃん式「上がり○位」といった「タゲ」を見ればダルイが調べられるが、新聞には載っていない着眼点で予想が可能。
こういう細かい違いが回収率を上げるポイントなのだろう。

*訂正:上記の「上がり○位」は「道中○位」の書き間違いです。「道中順位」の方が分かりやすいかな?
亀ちゃん式「道中順位」はラスト600m地点での位置取りのこと。新聞には3角、4角順位は載っていても、ゴールまでの距離はコースによってバラバラ。それをゴールまで600mという同じ距離で比較できるのがポイント。


競馬王 2014年 07月号/ガイドワークス

¥1,998
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『競馬王 2014年 07月号』・・・別に7月号じゃなくてもいいけど(汗
コース毎の狙いが載っている。
但し、「ビーム」が載ってないので、何故そうなのかは分からない。
あくまで、『黄金ガイド』あっての『競馬王』


短距離王 (競馬最強のハンドブック)/ベストセラーズ

¥1,697
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『短距離王』は短距離に特化した本。
短距離重賞を買う時は該当箇所を再読。
結構タメになると個人的には思う。


勝つ馬はコース形態が決める! 夏目耕四郎の「使える」コース図鑑/東邦出版

¥2,057
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『勝つ馬はコース形態が決める!』は新潟直千だけ役に立つ本。
その他のコースは参考程度で。


王様が教えてくれた、まさかの血統馬券術/東邦出版

¥2,160
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『王様が教えてくれた、まさかの血統馬券術』はコース別に狙いの血統が載ってるのがポイント。
種牡馬別では調べるのに時間が掛かり過ぎるからね。ヒマな人ならできるだろうけど。
『何年血統をやっていても「当たる」からやめられない!―王様・田端到のJRAフルコース 』も持ってるけど、こっちの方が種牡馬も新しいのでこちらで。
データとしては「タゲ」があれば不要。
しかし、タゲと違って、血統の第一人者”王様田端氏”が走る理由を書いている。
データの根拠はそれだけで十分。



以下の1冊は「2.過去にやっていてそれなりに成果があった手法」で選出


京大式 推定3ハロンEX ~「テン」と「上がり」だけで儲かるコース・条件が完全にわかった! ~.../ガイドワークス

¥972
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「勝てば即昇級」という昇級システムへの変更があった2006年夏以降、特に2007年から東日本大震災が起こる迄は、「あるクラスで”勝つ条件を満たした”前の馬と上がりが速い馬の単勝多点買い」をしておけば確実に儲かった。
しかーし、大震災が起こり「長期的に儲けるより、目先の賞金が・・・」、或いは「大相撲の八百長問題」なんかが関係したのかどうか真相は謎だが、勝つはずのないパターンの馬が勝つようになってしまった。
なので、「前の馬と上がりが速い馬の単勝を多点買い」は止めてしまった(昨年までは色々なアレンジを加え「あるクラス」に限らず試してたけど・・・)が、その後知ったのがこの本。
まあ、ヤリヤラズとか抜きに純粋にこの予想法を使うのも悪くはない。
と言うより、当たり前の考え方である。
コース毎に推定前半3F1位馬と推定後半3F1位馬の成績が載っているのは便利。



以下の2冊は「3.共感」で選出


2万円を競馬で1千万円にできる人・できない人/ベストセラーズ

¥1,851
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記事にも書いたが、「的中率は低いが高配当も当たる」馬券術を実践し、かつ勝っている人じゃないと共感できないかも?


伝説のパチプロだけが知っている驚きの「競馬錬金術」/メタモル出版

¥1,620
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これは「運が良ければ勝てる買い方」をそのまま実践した本。
増額法が批判されているが、それは「バーチャル予想大会」での連続プラス収支を維持するため。本にも「そもそも、実際の馬券で10万円を競馬でポンポン出せる人はほんの一握りだろう。」と書いているからね。
フツーに均等買いでいい。
馬単という堅そうなレースでも実践できる(ソコソコの配当が期待できる)馬券種を用いているは参考になった。



てな感じで、現在のお薦め本は以上である。

ほぼ全面的に素晴らしいって言うか、使えるのは『血統ビーム 黄金ガイド』ぐらいで、他の本は「部分的にいい」って感じかな。

まあ、古い本なら北野義則氏や今井雅宏氏の本など幾つかあるけど、記事にしてないから・・・。