5歳出資馬ヴィルトブリーゼが
今日の東京9R・オリエンタル賞(芝2000m・ハンデ)に
出走しました
脚部不安からの休養明けだった前走の山中湖特別から
ゴリアット
ファンタスティックムーン
グリーンチャンネルを見ているだけでも
朝から盛り上がっている様子が伝わってきます
午後になり、9Rのパドックの時間。
ヴィルトブリーゼを曳いてくださっているスタッフさんも今日は正装ですが、
ヴィルトブリーゼは特に気にする風でもなく
ホライゾネットを着けていつものように歩いていました
今日は2場開催なので本馬場入場の様子も放映されました!
誘導馬に続いて出走各馬が登場する場面でしたが
いつもみんなよりも先に馬場入りするヴィルトブリーゼは
どこかの物陰に佇んで
北村宏司騎手に首筋をナデナデされていました。
かわいいですね
レースはご存じの通り。
好スタートを決めたヴィルトブリーゼでしたが
馬群の後方内側に構えてじっくりと進めて直線へ。
空いたスペースから伸びるのかな?
そんな感じでもないかな…
と思っていたところへ
後ろから迫ってきた1番人気のシンハナーダ
ヴィルトブリーゼは…
思いっきり反応して視線を送って見たものの
そこからグッとくる感じではなく
みんなと一緒になだれ込み、
11着で無事にゴールしてくれました
有力3歳馬が勢ぞろいしたハイレベルのメンバーでしたから
この順位は想定の範囲内。
上がり3Fは34.8秒、先頭から1.5秒差ということで、
そう離されることもなくゴールできていますので、
ヴィルトブリーゼとしてはまずまず元気に走ってくれました。
とにかく無事にゴールしてくれることが1番
レース後の古賀先生のコメントは、
ここ数戦と同様に追い切りから良い雰囲気、良い動きができていて、今回もと思っていたのですが、競馬の内容が良くなかったですね…。ジョッキーに話を聞いても“寄られて位置が悪くなってしまったのですが、それにしてもあのペースのわりに進みが悪く、仕掛けてからの反応もひと息でした。息は悪くなかったですし、仕上がり云々というよりは気持ちの影響なのかもしれません”とのことでしたね…。たしかに3コーナーすぎのところはかなりかわいそうでしたが、かえって早めにスイッチが入ってしまっても良いくらいなところをそのままで大人しすぎましたよね…。良くも悪くも乗りやすくなりすぎているような感じで、悩ましいです。気持ちの切り替えが必須かと思いますが、まずはよく見ておきます。申し訳ありません
とのこと。
いつも一生懸命でスイッチが入るとカーッとし、
騎手に抑えられても全力で走ってしまうタイプのヴィルトブリーゼでしたが
今日は終始おとなしく最後までグッと来なかった様子
古賀先生は悩ましいとコメントされていますが、
引退までの残り期間を考えると
これはこれで良いようにも思います。
貴重なドゥラメンテ産駒のヴィルトブリーゼは
アワブラ入りできるかどうかはさておき
引退後は繁殖牝馬として過ごすことができるのではないかと私は考えています。
その際には周りの繁殖牝馬たちを蹴散らして
迷惑をかけるようなことなく
おとなしく過ごしてくれることが大切だと思いますし、
繁殖に上がる前にレースで無理して
大怪我をしてしまっては大変です!
この後、2月の東京であと一戦できるかもしれませんが、
安全第一で、無理をせずに第2の馬生へと
歩みを進めてくれることが一番だと思っています。
それでも、
やはりアワブラ入りしてくれたら
ヴィルトブリーゼの仔たちを出資馬として応援できる
という期待も大きく、
いつも休養明けの方が気持ちが入るヴィルトブリーゼが
2月の東京でなんとか優勝してくれたらなぁとも思います
いずれにしても、ヴィルトブリーゼを
出資者として応援できる期間はわずかとなりました。
どうかこのまま無事に元気に過ごしてくれますように
※キャロットクラブより許可をいただいて転載しています