近頃、出資馬の出走があまりなかったので
地方で安定した走りを見せてくれている
元出資馬のダブルクラッチを応援したり
本を読んだりして
平穏な日々を過ごしていました
辻村深月さんの
『東京會舘とわたし 上 旧館』
『東京會舘とわたし 下 新館』
十一篇のエピソードがあり
どの章も心温まる素敵なおはなしですが
その中でも私が1番好きなのは
第五章の「しあわせな味の記憶」
製菓部長の情熱が詰まったエピソードです
上の写真の右下の挿絵のお菓子は
東京會舘の最初のお土産用の箱菓子
「プラリネクリームをサンドした半生タイプのクッキー」と、
じっくりじっくり煮込まれたパイナップルが入っている
半生タイプのケーキ「ガトーアナナ」
どうしても食べてみたくなりました
ちょうど贈り物として購入するついでがあったので
家用にも、プティフールとリーフパイ・サブレを購入することに
できれば東京會舘に行って買いたかったのですが
『東京會舘とわたし』を読んだ後なので
こんな格式高いところに
何を着て行けばいいのかわからない
↓
まずは東京會舘に相応しい服を
買いに行くところから
↓
とりあえずオンラインショップなら
送料はかかっても服代は不要
ということになって
TOKYO KAIKAN オンラインショップで購入。
早速プティフールを開けてみました
そっとお皿へ。
本の挿絵と同じセットです
「プラリネクリームをサンドしたソフトクッキー」(オンラインショップの表記)
は、クッキーもクリームもとても柔らかくて甘くて美味しい。
口の中でクッキーとクリームが混ざり合いながらとろけていくんですが
ふわふわとなんとも言えない幸せな味がします
「チョコレートで飾ったパイナップル入りパウンドケーキ」(オンラインショップの表記)
しっかりした味のパイナップルがたくさん入っていて、
しかもそれがパウンドケーキにとてもよく馴染んでいます。
フルーツがこんなに馴染んでいるケーキを初めて食べたんじゃないかと思いました。
上のチョコレートまでびっくりするほど美味しかったです
いつものコーヒーと東京會舘のプティフールで
家にいながらいつもとは違う贅沢なひとときに
リーフパイ・サブレは賞味期限が1ヶ月以上先なので
もう少し眺めて楽しむことにします
あぁ、美味しそう