今年初のブログ!
本来ら新年の挨拶くらい…と言いたいですが、タイトル通り喪中の為新年の挨拶は控えさせて頂きますm(_ _)m


昨年の12/18、長い闘病生活の末に祖母は甲状腺ガンで亡くなりました。
11月末にも一度急変して何とか戻ってきてくれたんですが、今回は戻る事はありませんでした。

ほぼ夜中に近い時間帯、叔父の知らせで病室に行ったうちの目の前には、まだ身体が暖かいでも脈のない祖母が居ました。

分かってはいたけど受け入れるのには時間がかかりました。
でも自分の中で受け入れる為にスタッフにあるお願いをしました。
それはエンジェルスケア(死後処置)を一緒に行う事。
一応看護師の資格を持つ者、スタッフさんは受け入れて下さいました。

延命処置をしなかった為お腹から背骨が見えそうな位やせ細った身体。
泣きそうなのを堪えて身体を拭き、死後処置を行いました。
婆ちゃんへ最後位看護師らしい姿を見せたい。
そんな想いで立ち会ったものの、死後処置はハサミ等の刃物は勿論、過去を思い出す事ばかり。
処置後は崩れ落ちるように泣き崩れ、発作の薬を飲んだ後も暫くの間立つ事が出来ませんでした。

これで良かったんだよね、婆ちゃん?



その後は斎場の都合で2日後にお通夜、翌日本葬が行われました。

形式は費用が安いキリスト教式。祖父が僧侶なのにキリスト教式を受け入れたのが今でも寛大過ぎて尊敬する、マジで。
祖母の積立金で一般葬になった為、知らない人は勿論子供までぞろぞろ…
いつものマフは目立つ為耳栓で何とか耐えてました。

お葬式の日、棺には昔婆ちゃんに作った紫の毛糸の帽子、そして前日苦労して見つけた婆ちゃんが大好きなラベンダーの花束を兄弟+祖父分を添えました。

婆ちゃんには白は似合わない、婆ちゃんに合うのは高貴な紫。大地に咲き誇るラベンダーの色。
婆ちゃんは紫に包まれました。

そしていよいよ火葬。
火葬場独特の低い機械音にうちは耳栓でもキツく、その中でも火葬場でのお別れ…

「いや…婆ちゃん焼かれちゃうの?熱いのに…!」

何かが切れたのか、火葬場のロビーでうちは泣いて過呼吸で暴れ出したそうです。
頓服を飲み急遽家からマフを持ってきてもらうと落ち着き、何とかお骨拾いは参加出来たけど後の事は覚えてません。


…婆ちゃんの死をきっかけに色んな事を知り、遠ざけてた親族との再会も果たしました。

婆ちゃん…本当に今までありがとう