漫画が原作の実写化・・・ドラマに、映画になる。
原作が面白かったのが実写を見たらつまらない作品になっている場合もある。



最近の作品で言うと、

・ゴッドハ○ド輝(ドラマ)
・シャカ○キ(映画)

の二作品はking ofがっかりだった。


原作では双方とも、「主人公の感情の昂ぶり」の表現が熱く感じられるのだが、
実写版ではそれがどうも野暮ったい。


そもそも原作では、主人公の正と負が上手に表現されていて、

前者はとんでもなくドジ→患者に対する熱い思い
後者は鼻くそホジホジするボーットした奴→熱い心

この+-のギャップが心地よいのだが
実写版では負の部分の強烈な表現が少なすぎて
正の部分が野暮に見える。


そもそも、カッコよく生きてきた俳優の「とってつけた三枚目」キャラが鼻につく。


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さて、前述の2作とはまったく作風が異なりますが、
私のお気に入りの漫画「岳」が実写化されます。


この作品の映画化はとても難しいと思います。

この作品の持つ独特の「間」。
またシンプルな台詞での感情表現。


難しいけど、ぜひ表現してもらいたいのは、
最新の12巻26ページの冒頭の一コマ、三歩が挨拶をするシーン。。
「こんちゃー」
って最高の笑顔で言う。。。

思い出してください。
これはあなたが今まで生きてきた中で聞いた、
一番気持ちいい挨拶です。
そんな挨拶を、人生で2度目・・・
映画の中で見られたら素敵だと思いませんか???


書きたいことは山ほどあるが、とにかく期待してません。






個人的にハマリ役は谷村山荘のおばちゃん役の市毛良枝さんだな。
「あらま~、誰かと思ったら、三歩だがね~~」
って超似合う。