『不惑』の重み

　　元十両、琴冠佑関が１９日、引退届けを提出されました

１７日の事件は残念でした

　　こちらは大相撲社会のルールには極めて疎く浅はかな評価は出来かねます

が道義的、若しくは国法にも触れかぬ事件でありましょう

　　しかしながら大関まで有する佐渡ヶ嶽部屋にて

　　不惑まで相撲を取り続けた苦労人

　　最後に決断したその『重み』について、小生は考えています

十日目

　　１敗　朝青龍、安馬

　　２敗　露鵬、安美錦

　　３敗　白鵬　千代大海　普天王　北勝力

九日目

　　白鵬（すくいなげ）雅山

　　　雅山関本当に頑張りました。白鵬関も頑張って勝った。

　　　いろいろと巷では言われておりますが、白鵬関も御自分の相撲を目指して

　　　一生懸命であるのが伝わってまいります

八日目（中日）

　　１敗　朝青龍、露鵬、安馬

　　２敗　千代大海　琴光喜、安美錦、栃乃洋、普天王

七日目

　　魁皇関休場となりましたが

　　他の上位陣は安泰でした

　　白鵬関、ちょっと残念でした

６日目

　　横綱・大関が全滅してしまいました

　　大安の日のはずなのに、仏滅でした

五日目・印象に残った取組

　　白鵬（よりきり）黒海

　　　白鵬ワールドといってよい、強い相撲―――というのが自分の印象

　　　大関が面白いと思うのは、相手が強い相撲を取る時は、強い相撲を取る

　　　そういうスケールの大きさではないでしょうか　

　　　今日も柔らかくそしてつよい！　全体に腰の備えは万全でした

四日目・印象に残った取組

　　春日王（うわてなげ）春日錦

　　　春日王関らしい、スケールの大きな豪快な相撲でした

　　栃乃花（よりきり）嘉風

　　　立合の厳しい、胸のすく栃乃花相撲でした

　　豊真将（おしだし）寶智山

　　垣添（つきだし）高見盛

　　　垣添関の気迫相撲でした

　　全体に引き技が目立ったのが残念な気がしました

三日目・印象に残った取組

　　豊真将（よりきり）栃乃花

　　　右おっつけの豊真将関、絶好調です

　　琴奨菊（おしだし）高見盛
　　　琴奨菊関の素晴らしい気迫相撲でした

　　安馬（おしたおし）垣添

　　　安馬関今日も絶好調です

　　時天空（したてなげ）栃乃洋

　　　もろざしとなった時天空関、相手の腰が伸びきってしまいました

　　　良い相撲でした

　　黒海（つきだし）千代大海
　　雅山（はたきこみ）栃東

　　　土俵への愛情と愛情のぶつかり合い、と映りました

　　　　　　　　　　

二日目・印象に残った取組

　　栃乃花（おしだし）土佐海

　　豊真将（おしだし）豪風
　　　大関・栃東関を彷彿するような相撲ぷりでした

　　垣添（おくりだし）朝赤龍
　　　垣添関今場所好調そうです

　　安馬（おくりたおし）普天王

　　　安馬関のあごを引いた動きのよい攻めが素晴らしい相撲でした

　　琴欧州（よりきり）稀勢の里
　　黒海（おしだし）魁皇