クーさんのブログ

クーさんのブログ

歴史が好きです。アバウトで主観的な考察なので受験には役立ちません。




 今年はは早くに暑くなったのに…

 お出ましが遅いと思っていたら


 「 ハイ、こんばんは〜♪ 」







 
 実際は数日前から、各所にゲリラ出現し、家族に目撃されていたらしいのだけれど

 漸く家主に挨拶に来ましたね

 浴場に灯りが点くとやって来ます…



 

 




 タイトルは…

 「 ゴースト…ニューヨークの幻 」 

 からのもじりです。




 早起きした私はトーストを食べようと思い、食パンとバターをテーブルに並べました。


 それから手洗いに行き、戻って来ると家内が焼き上がったパンにバターを塗っています…



 ( 写真はお借りしました )




 「ぁぁ…有り難うね〜♪」


と声を掛けると、家内は冷たく言いました…



 「これは私のよ…自分のことは自分でなさい」



 テーブルに準備して置いたのは私なのに〜!

 思わず次の言葉が心に浮かびました…



  「こんな女房!…亭主の顔が見たいもんだ!」









 夏の測量で、熱中症でしょうか、何度か倒れたことがあります。

 山地の自然公園の中でしたが、無風で体温も上昇し、水分も不足したのでしょう。


 他の作業者に手を引かれ木陰に入ると、私は横たわりました。

 上下とも汗に濡れた服は、まるで水に浸かったようです…



 暫くすると、大きな黒いアゲハ蝶が2匹、私のズボンに止っているのに気付きました…

 よく観ると長い吻を伸ばし、ズボンの汗を吸っているのです…

 彼等には、人の汗であれ、果汁の如き有機養分、或いはミネラルの補給源であったのでしょう…



 私は思いました。

 この自然の中で、人知れず亡くなったら、無数のアゲハ蝶やその他の昆虫が、横たわる私の身体に群がり集まることでしょう…

 人は、自然の中では単なる生命の一種類であり、ある意味平等に処されるのだと…



 意志を失った後は、ただの「養分」に過ぎないのだと…
 


  (写真はお借りしました)



 或る年、河川脇の道路が台風で崩壊し、その崖の形状を水面下まで計測することになりました。

 足場が無いので、ロープにぶら下がりながら水面まで降ります。

 対岸からは測距儀が、私が構える反射プリズムの位置を計測し、高低、距離関係を記録しているのです。



 やがて私は胸まで河に浸かり、計測が終るのを待ちました。



 河水は淡い黄土色です…



 プリズムは小さいので、身動きせずジッと待つのです。

 右手はプリズムを持し、左手ではロープにしがみついていました…



 すると、捲れた私の剥き出しの脛を、盛んに突付くものがあるのです…


 暫くすると今度は、まるでムカデかゲジゲジが、足を攀じ登って来るかのような感触を覚えました…

 でも身動きは出来ません…



 水面近くまで登って来ると、漸く正体が判明しました…

 それは無数のテナガエビだったのです…

 そして脛を突っ付いていたのは、ハヤの仲間の川魚だったようです…


 私が、この河水の中に没するなら、日ならずして彼らの餌と成り果てたことでしょう…



 河川に限らず、山地の険阻な山道も、私に取っては脅威なのです。

 道路…平地では当たり前のインフラですが、それを欠いた自然の中で、生命は極めて不安定なのです…

 私は常に不安と無力感を覚えます。



 自然の中では「人間の尊厳」など何の力も持たないのではないか、と感じるのです…