●【ヨガ哲学】その苦しみに感謝!
おはようございます。ヨガインストラクターの飯田奈穂です。
みなさんは、今、苦痛と感じている事はありますか?
悩んでいる事はありますか?
職場やママ友、ご近所さんなどの人間関係。
自身の病気や家族の病気。
お金の事。
彼氏や彼女の事。
夫婦関係や子供のこと。
嫁姑問題で苦しい思いをしている方もいるかもしれません。
私は基本的にプラス思考な上に、かれこれ20年弱になるヨガのおかげで、だいぶ感情に左右されることも減り、自分の内側に意識を向けられるようになりました。
のほほんと生きている私なのですが、やはりそれなりに苦しいことはあります。
大きな苦痛が1つと小さな苦痛が1つ。
普段は、上手に感情をコントロールできているのです。
しかし、ホルモンのバランスが崩れたり、身体と心のバランスが崩れると、その苦痛で心がいっぱいになる時があります。
そんな時に開くのがこのページ。
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ヨガスートラ139ページ。
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TAPAH SVADHYAYESVARA PRANIDHANANI KRIYA YOGAH
(タパス・スヴィディアーヤ・イーシュヴァラ・プラニダーナ・クリヤー・ヨガ)
浄化を助ける物として、苦痛を受け入れること、霊的な書物を研究すること、至高の存在に身を委ねることが、実行のヨーガである。
少し、わかりやすく説明すると、
例えば、金は焼けば焼く程、純度が増します。
それは、火の中に投じられる度に不純物が取り除かれていくからです。
それと同じで、私たち人間の心は楽に向かって流れるのが心の常であります。
でも逆に、私たちのもとにやって来る苦痛の全てを受け入れる事によって心の不純物は燃焼され浄化されるのです。
その苦痛を投げ返さず、受け止める事によって私たちの心は強く堅固になるのです。
確かに、幸せな時は何も考えず、毎日が過ぎています。
でも、なにか悩みがあったり苦しみがあったとき私は、
・その事について本を読んだり
・ネットで調べたり
・自分の行いや考えを反省したり
気付きを得ます。
そして、その問題が解決したとき、また一つ成長しているように思います。
今思えば、20年前、初めてヨガの教室に行ったのも、ヨガインストラクターとして人生を歩んでいこうと決めたのも、すべて当時人生につまずいて、苦しみ悩み気づいた結果です。
今抱えている、苦しみは自分の心を強くし、成長させてくれる物だと思えば、
苦しい事柄も、苦しみを与えてくる人にも、そして病気にも感謝出来るような気がしませんか?