大内ノート

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スポーツチームの根源的なプロダクトが「①チームの魅力」「②エンターテイメントの魅力」「③ホスピタリティの魅力」「④球団・クラブの魅力」と整理した上で、少なくとも「①チームの魅力」をつくるためにはビジョナリーでないといけないと考える

 

「①チームの魅力」は、選手だけでなく監督やコーチも多国籍であり、GMなど強化スタッフも含めて人材の流動性が激しいため、「人依存」のアウトプットや成果になりやすい

 

「①チームの魅力」において、人事や戦術ではなく、ビジョンとビジョンを浸透する仕組みづくりのところは、俗に言う「現場」も「背広」も一緒になって作っていくべきところである

 

②〜④も含めてビジョナリーになることが理想だが、ビジョンの浸透に向けて徹底するエネルギーを考えると①の優先が高くなる、ただし、②〜④も人数がそこまで多くない組織のため、世界中に展開するホテルと比べたら実現しやすい

ビジョナリーであることは、ビジョンがあることではない

 

ビジョンが共感されすぎるぐらい、どんどん独り歩きする言葉・表現であればビジョナリーに近づくかもしれない

 

ビジョンをどれだけ浸透できるか、浸透のために、採用、毎日の議論(落とし込み)、評価制度、ビジョンのアップデートの仕組みなどをこだわり抜けるかは大きなポイントだと思う、リッツカールトンのように人・採用が1番大事なところだと感じる

・困らないようにすること

・困っているときに助けること

・日常を彩ること


の3つのレイヤーがある

カンプ:ダミー素材などで具体的に絵に落としたもの

CFコンテ:数コマに分かれた絵コンテ

Vコンテ:ダミーを使った仮の映像

・「①チームの魅力」「②エンターテイメントの魅力」「③ホスピタリティの魅力」「④球団・クラブの魅力」の4つが根源となるプロダクト(サービス)なのではないか

※「レジャーとしての魅力」は①だけでも成立するし、①〜③でももちろん成立する

※こう考えたときに、組織割は、どうするのがベストなんだろう?

 

・上記4つを磨くことでチケット、グッズ、スポンサー、選手(移籍金)、放映権・プロパティライセンス、動画コンテンツなどの具体的な商材(これも、もちろんプロダクト)の魅力が上がるのではないか、またメディアの総露出も増えるのではないか

 

・もちろん、「チケット商材でダイナミックプライシングを導入する」とか、「グッズ商材で欲しいデザインのユニフォームを販売する」とか、それぞれの具体的な商材での商品開発や改善はあるが、レバレッジを考えれば根源となる4つのプロダクトの魅力を磨いていくほうがインパクトは大きい(=プロダクトへの投資)

 

・つまり、プロダクトは2層構造(一層目:根源のプロダクト、二層目:具体的な商材)になっており、どういった道筋を歩むか、アロケーションにするかは、しっかり戦略(これこそ経営戦略)を立てる必要がある(ex サッカーの場合、ワールドワイドでマーケット規模も大きく、移籍金や分配金、昇降格のレバレッジも大きいため「①チームの魅力」を最優先する)

 

・その戦略を描いた中で、スタートアップだろうが、プロスポーツチームだろうが、まずお金を集めるためには「共感してもらえる、信じてもらえるビジョン」がないと集めるのが難しい(この点で、千葉ジェッツが「打倒トヨタ(アルバルク東京)」として、具体的にジェッツとアルバルクのGAP(8000万円)を見せて、埋めていくことに力を貸して欲しいと伝えるのは理にかなっている)

 

・下記が根源的なプロダクトを4つにした理由となり、どのアクションも4つのどれかに分類され、具体的な商材の魅力へリンクするため

「①チームの魅力」:「選手人件費を増やす」「トレーニング環境の充実」「日本代表を輩出するアカデミー組織の運営」

「②エンターテイメントの魅力」:「スタジアムやアリーナのビジョンや照明、音響などハード面への投資」「魅力的な演出プラン」「チアやマスコット、アーティスト、パフォーマーの人気やクオリティ」「くすっと笑う少しの工夫としゃれ」

「③ホスピタリティの魅力」:「グルメの充実」「スタジアムやアリーナのインクルーシブなハード面への投資」「スタッフのサービス」 ※ホスピタリティには、「困らないようにすること」「困っているときに助けること」「日常を彩ること」の3つのレイヤーがある

「④球団・クラブの魅力」:「社会課題、地域課題の解決」「経済効果」「街の魅力度のUP」「こどもたちへスポーツやダンスなどふれあい、高齢者が体を動かすきっかけづくり」

 

・例えば、この根源のプロダクトをテーマパークに置き換えてみると、②と③がメインでホテル事業など含めて事業規模が大きい

 

・この4つのプラダクトのバリューは何なのか、よく「感動」とか「幸せ」の言葉で表現されることをもっと具体的にすると何なのか

 

「①チームの魅力」:期待、喜び(快楽)、感動、憧れ、夢、ときめき

「②エンターテイメントの魅力」:興奮、驚き、わくわく、ドキドキ、笑い、恐怖、懐かしさ

「③ホスピタリティの魅力」:至福、安心、癒し、サプライズ

「④球団・クラブの魅力」:幸せ、健康・ウェルビーイング、街の活気、新たな出会い

 

 

下記のノウハウだけでも、「野球好きのファン」「指導者」「選手」は引っかかるポイント。

加えて、監督としてのマネジメントの思考・大事にしている言葉が「野球好きのビジネスパーソン」に引っかかるポイント。