本日は4年生マネージャー藤坂唯菜の投稿です!
4年マネージャーの藤坂唯菜です。
こんなに文章を書ける機会はもう二度とない気がするので、自分のことを中心に書いてみようと思います。
かなりの長さなので、時間があれば読んでみてください。
この前テレビで元乃木坂46の松村沙友理ちゃんが
「来世もアイドルになりたい?」
という質問に
「私はもう大丈夫です。来世も来来世もカバーできるくらいやり切りました。」
と言っていました。
そのときに
「あ、これが私の理想だな。」
と思いました。
(全然私アイドルじゃないけど)
よく、あの時に戻りたいとか
生まれ変わってもこの道に進みたい、という言葉を聞くことがあります。
それって自分が1番輝いてた時代・場所だからっていう捉え方だと思っていたけれど
もう一度経験したいと感じるってことは
もしかして少なからずやり残したことや後悔があるということなのかとその時思いました。
それをふまえると
「やりきった!もう充分!」
って言い切れた方がかっこよくないですか?
ちなみに結構私はやりきったといえる時に近づいてると思ってる。
エピソードを書こうと思ったら数え切れないくらいある。
私、頑張ったと思う。笑
私が引退の時に完璧にやり切ったと言い切るために必要なことはあと2つ。
「勝利」と「仲間」です。
やはり1番必要なのは「勝利」です。
どさんこリーグ全勝から我々の気持ちも周囲の気持ちも変わったと思います。
結果、つまり勝つことって本当に大事なんだと実感しました。
でも私たちに必要なのはどさんこの勝利じゃなくてリーグの勝利。
どさんこは1つの通過点です。
気持ちを改めて挑みましょう。
そして「仲間」
私は裏の目標として
「21世代のために頑張りたい
と部員全員に思ってもらえるようにする」
を掲げていました。
昨年の決起会で彰さんに言われてずっと心に留めていたことです。
これは正直、結構難しかった。
どうしたらそう思ってもらえるのかずっと分からなくて迷走していました。
でも皆さんがお気づきの通り
そんなの私1人が考えて解決する話じゃないんです。
まずは21世代に打ち明けて、21世代の思いを1つにしなくちゃいけなかったんです。
そこに私は当時、しばらく気づくことができませんでした。
自分がどうにかすべきだってことしか考えられませんでした。
でも1番悩んでいた時、同期の柊里が電話で、
「唯菜はもっと周りに頼っていいんだよ。」
って言ってくれました。
そう感じてくれている人が周りに1人でもいるということが私にはとても心強くて
それ以来、少しずつ周りを頼れるようになりました。
今、後輩たちが何を感じてくれているかは分からないけれど、21世代についてきてもらえるように、残りの数か月を駆け抜けていきたいと思っています。
いやそんな自信なさげじゃダメですね。
後輩たち、どうかついてきてください。
そして、新たな自分達の代に繋げてください。
書いてから読みましたが、ふわりのブログに、
「ついていきたい」と思える先輩
という言葉があって、とても嬉しかったです。
樽商に本格的な広報班ができてからずっと一緒に頑張ってくれて、ふわり本当にありがとう!
最後にもう1つ。
本当に私的な内容で書くべきか迷いましたが、最も私が伝えたかったことです。
私は共通テストの1週間後に、急性心筋梗塞で父を亡くしています。
亡くなる当日、いつものように父は2次試験に向けて朝4時に起きて勉強していた私と同じ時間に起きて、「頑張ってね」と声をかけてくれて、駅まで車で送ってくれました。
「今日は久々に排雪が入ったんだね、ちょっと運転しやすくなったね」
って何気ない会話をしました。
それが父との最期でした。
高校で担任の先生から「第1志望の大学、ギリギリだけど頑張って受けてみよう!」と背中を押されて、嬉しくて、家族に報告しようと家族LINEを開いた時にちょうど母から着信があり、知りました。
大切な父の突然死を簡単に受け入れることは、私にはできませんでした。
そのせいか父の死から大学の入学式くらいまで、今でも記憶がありません。
辛すぎて思い出さないようにしているんだと思います。
残っているのは、私はもう笑顔で日常を過ごすことはできないだろうな、ということだけです。
だけど生前、父が「大学は一生の仲間を作るべきだよ」って言ってたのを思い出して部活の合同説明会に足を運んでみました。
コロナだったから学籍番号毎に時間が分かれていて、番号の近い友達がいなかったから1人で行ったんだったな。
楽しそうな同期を見ると涙が出そうで、もう帰ろうかなって思った時に、1つ上の先輩が「ちょっとラクロス部見てかない?知らないしょ?結構楽しいよ。」って声をかけてくれました。
(この人があの堀本大然。)
ブースに行った数日後体験会に行って、7人の同期に出会いました。
しかもその日はいずれ仲間になる愛加が声をかけてくれて、百均でアイブロウペンシル爆買いなんかしちゃったりして。
LINE交換して毎日話せる友達もできて。
今考えれば小さなことだけど、
久しぶりに楽しいって思えたんです。
この部活に入れば、私の人生まだまだ希望あるかもって思えたんです。
そんな直感で入部を決めました。
たくさんの大切な同期と先輩後輩ができて、社会人コーチの皆さんとの関わりもできて、本当に充実した毎日が始まりました。
楽しいことだけでなく、頭を悩ませることもたくさんありました。
でもそれは、生きて、前に進もうとしているからこそ起こった事だと思っています。
つまり、樽商ラクロス部は、
樽商ラクロスの部員は、
私に生きる希望をくれました。
そんな皆のために恩返しがしたいという気持ちがあったからこそ、私は入部してから1度も部活をやめたいと思ったことはありません。
私のそばにいた人なら、いや部活結構辛かったんじゃない?って感じる人もいると思います。
もちろん辛いことはたくさんありました。
でも、辛かったことよりも毎日皆がくれる日々の楽しいという気持ちの方がよっぽど私には大きく心に残りました。
部活を通して、強い人間になれました。
本当にありがとうございます。
何度言っても足りないです。
ありがとうございます。
この4年間は私の一生の宝物です。
コーチの皆さん
皆さんのおかげで、制度や目標が明確になり、小樽商科大学ラクロス部はきちんとした「部活」になりました。
また、多くの相談にも親身になっていただきました。
当初はコーチとの交流はないであろうと思っていた私ですが、おこがましいですが気づけば、信頼できる身近な存在になっていました。
本当にありがとうございます。
リーグ戦までよろしくお願いします。
お酒はこれからも一緒に朝まで飲んでください。
24マネちゃん
21世代が引退しても補えるほどの人数が入部してくれて、すごく嬉しいです。
本当に入部を決めてくれてありがとう。
入部をした時のキラキラした気持ち、ずっと忘れないでね!
22,23マネちゃんを全力で支えてあげてください!
23マネちゃん
前も言ったことあるような気がするけど、それぞれの性格を支え合える素敵な3人だよね。
この3人だからこそ、一人一人の個性が光っているなって思います。
いい子達すぎて、仕事ができる子達すぎて、たくさん頼ってしまいました。ありがとう。
これからもそのままの3人でいてね!
頑張ってね!
あ、まず頑張ろうね!笑
22マネちゃん
頼りないマネージャーリーダーを2年近く支えてくれて本当にありがとう。
4人は自分の信念がしっかりあって、それを表現できる子達だから、はっきりと言えない私にモヤモヤした時期が何度もあったよね。ごめんね。
でも、皆が口を揃えて「唯菜さんだけで抱え込まないでください!頼ってください!」って言ってくれて、本当に嬉しかったです。
自慢の後輩です。
後数か月だけ、もう少しだけよろしくね!
22,23,24プレ
冬練を経て21のやる気が落ちまくっていた時に気持ちをあげてくれた22プレ
濱屋が新歓てこずってて泣きそうだった時に入部を決めてくれた23プレ
これから遊びまくりたいであろう時に私達と一緒に全道制覇を志してくれた24プレ
皆、21の救世主です。
ただ、「21のために!」って書いてる人がほとんどだなぁって思いました。
私の目指していたことだし、すごくありがたいこと。
皆、自分の成長をしっかりと噛みしめる大会にしてください。
皆のことをB練の時から見ているけど見違えるほど上手になりました。
皆の活躍を見ることは、21にとっては 本当に嬉しいことなので、遠慮せずにリーグ戦に挑んでください。
ちなみに私は君達に推しマネとして選ばれたことが1回もないので、このリーグ戦を経て選ばれるように頑張りたいと思います、よろしく。
21プレ
右横からのショットがかっこいい、働き者、侑真。
ゴーリーと審判で多方面から樽商ラクロス部を守ってくれる、堅。
21世代で稀に見る圧倒的な安心感を与えてくれる、たけ。
実は誰よりも部員一人一人に寄り添うことができる、濱屋。
思想は強いけど、皆がついて行きたいと思える存在、陸人。
ラクロスでも日常でも、いつも皆が集まるきっかけを作ってくれる、瞬。
3年生の頃からチームが同じ方向を向くための策を考え続けてきた、まる。
私たちは少し言葉が足りなくて、分かり合えないことが何度かありました。
だからこの期間は特に言葉にして、きちんと伝えていこう。
ラクロスが大好きな皆が私は大好きです。
言ったことないけど、君達やっぱすごいよ。
このリーグ戦が21プレ、皆が輝ける場所になるように、最後まで全力でサポートします。
21マネ
改めて、ここまで残ってくれて、ついてきてくれてありがとう。
嘘じゃなく本当にたくさん泣いて笑ったね。
これからも頑張ろうって思えた一番の理由は4人がいたからでした。
大事な1歩を踏み出すときに背中を押してくれて、ありがとう、文乃。
私の本心を汲み取って、一緒に伝えようとしてくれて、ありがとう、茉侑香。
「唯菜は大丈夫だから」ってどんな小さなことでも聞いて、支えてくれて、ありがとう、柊里。
悩んだ時にいつも一番欲しい言葉をくれて、ありがとう、愛加。
一生の付き合いになるんだろうな。
誰がなんと言おうと
ここまで残った私たちは本当にすごい。
世界の誰よりもすごいって私は思う。
皆でベンチ入って、笑顔で引退しようね。
総じて、小樽商科大学男子ラクロス部の日々、楽しかった。
あの時、「男子ラクロス部マネージャー」という道を選んでよかった。
私ができる最大の恩返しは、皆が今年のリーグを笑顔で終われるような環境を作ること。
皆と今年のリーグ、絶対に勝つ。
この日常をまだまだ終わらせたくない。
全道制覇叶えよう!
まずは初戦ね。
以上になります!
明日は4年生プレーヤーのブログを紹介します!