3人目は堀尾史弥さんです!
平素より小樽商科大学ラクロス部をご支援いただき誠にありがとうございます。
私からは2つ話そうと思います。
(基本的に部員に向けてなので外部の方はまじまじと見ないでください)
まず1つ目は「夢」についてです。
「夢」というものが勝手に叶う事は決してありません。
当たり前ですよね。
確かなプロセスを踏み、夢のその先をも明確にイメージしている者、その中のほんのひと握りの者しか夢は叶えられないと思っています。
その中でも大事になってくるのは「運」だと思います。
「運」と聞くとたまたま上手くいっただとか、そういう日だったとかのマイナスなイメージで片付けられることが多いと思います。
私は「運」とは絶対にたぐり寄せるもの、つまりなるべくしてなるものだと思っています。
要するに日常の積み重ねだということです。
練習面は当たり前ですが、それ以外の部分で人として正しい行動・判断の積み重ねをどれだけしてきたか、徳を積んだ数の総数が多いチームに勝って欲しいし、そういうチームって大体勝ちますよね。(徳を積もうと思ってやるのではなく←ここ重要)
自分にとっての当たり前をいかに当たり前として捉えずに自己最高を塗り替え続けられるか、当たり前は当たり前じゃないということを自覚し続けられるか。
そういうチームが勝つべくして勝ちます。
2つ目はこのチームを2年間見てきて思ったことについてです。
2022年12月に農試公園であった練習に参加して声をかけてもらってはや1年半、今のチームとは全く「色」が違っていました。
その時のチームの印象は「ラクロスを知らない」です。
靴下短い、スパイクは白じゃない、ショルダーの肩パッド外してない、ヘルメット上向いてる、かかりクロス、TS私服etc…
あげだしたらキリがないです。
そのくらい僕が知っているラクロスからはかけ離れたチームでした。
「ナリ」についてはどのコーチよりも口酸っぱく言ってきたので、1年半かけてようやく浸透してきているなと安堵している反面、まだ格好悪い人が多いのでこの先も言い続けようと思ってます。
要するに「カッコよく」ラクロスをして欲しいです。
強いチームは見た目もプレーもカッコいいです。
もう憧れる側ではなく憧れられるような人・チームであって欲しいし、あるべきです。
憧れるのはやめましょう。
私がテクニカルコーチを務めてから技術レベルは少し上がったと思います。
樽商は山上で練習しているだけあってラクロスの情報も圏外です。
私やラクロス界からしてみれば当たり前のことも、樽商の子たちは知らないなんてことはざらにあります。今でもそうです。
君たちは乾いたスポンジです。
水が流れ出るのを待つのではなく自ら蛇口を捻ってください。
まだまだ教えたい事は山ほどあります。
まとめに入ります。
正直、今年全学に行ける確率は5分5分だと思います。
春の覇者は過去の栄光です。
リーグ戦で結果を残さない以上、真の王者にはなれません。
誰か1人が欠けてもダメだし、誰か1人がだらけてもダメです。
49人で小樽商科大学ラクロス部です。
そしてなにより今年のチームは去年以上に応援されています。
それだけのチームをみんなが作り上げています。
でもまだまだこんなもんじゃないと思います。
こんなもんじゃないです。
全てはFINALを観てもらえれば分かります。
11月17日(日)パロマ瑞穂スポーツパーク、行くよ。
以上になります!
明日もコーチの皆さんのブログを紹介します❣️