こんにちは!
引き続き19世代のブログを投稿していきます!
本日は19MGの山﨑真奈の投稿です!
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同期と、「私たちの引退の時はブログに何を書こうね」と話していた2年の夏から、あっという間にここまで来てしまいました。
正直、このブログで全ての想いを書き切ることはできないですが、私は「感謝の気持ち」と「願い」について書こうと思います。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけるとこの上なく嬉しいです。
振り返ってみると、19世代は異彩を放つ代だったように思います。
他の代との交流が少なく、先輩から見ても可愛げがない代で、「良い代だった」とは今でも胸を張っては言えません。
私自身も本当に生意気なマネージャーで、
いつも先輩に迷惑をかけていました。
自分が後輩だったら、本当に嫌です。
ただ、私は特に先輩が大好きで、先輩に褒められたくて、
部活に行くのが大好きで、「他の子よりシフトを多くしてほしい」と無理なお願いをしていた時もありました。
もちろん同期の存在も大きく、日々の練習や一年生大会、合宿など、一緒に経験する何もかもが新鮮で、本当に楽しくて、毎日が幸せでした。
毎月19日を19の日にしよう!なんて言って、拓真の誕生日をみんなで祝ったこともあります。
その後に冬が来て、体育館練習に入ってしばらくした頃、徐々に同期プレイヤーが部活に来なくなりました。
当日部活に来ているマネージャーの方が、全体のプレイヤーの人数より多い日もありました。
練習に来ないことを問い詰めると、「そう言われると、もっと行く気失せる」と言われたこともありました。
自分の存在意義を問いました。
同期が嫌いになりました。
その後、鹿島遠征で多少関係は回復しましたが、
コロナが流行り出し、思うように部活ができなくなりました。
どさんこもリーグも無し。大学から言われていた一回の練習の参加可能人数は10人。1ヶ月に一回部活に行ければいい方です。
その影響もあって、15人以上いた同期も徐々に人数が減りました。
そして、部活にいる同期のほとんどが、
ラクロスに興味を持たなくなりました。
試合中にベンチで怒号が飛び交い、結果は惨敗、ミーティングの雰囲気は最悪、同期とも仲違いして、私と優羽は円山の会場で人知れず泣いた、地獄の北翔戦を今でも覚えています。
"興味を持たない"ことは、"嫌いになる"ことよりも残酷で、そんな皆を見ていることが辛くて、
私もいつ辞めようかと悩む日々でした。
せめて17・18世代の引退まではいよう。
そのあと、私も辞めよう。と思っていました。
そんな中で、最後まで続ける決断をしてくれたのが、
今いる19世代の6人です。
言うまでもなく、同期には感謝しかありません。
そして、17世代の特別大会、最終戦での悲願の勝利や、
大変な状況下で入ってくれた大切な20世代、
少ない人数で、どんな逆境の中でも必死に耐え忍ぶ同期・18世代の先輩の姿を見て、
「私も最後まで負けるものか」と決意しました。
一度部を離れた稜也が、純菜と千聖の必死の説得で
1年ぶりに部に戻ってきてくれたのもこの時期です。
「マネからあげてこう」が口癖の17MG里咲さんの言葉にいつも奮い立たされ、辛くても、理不尽なことがあっても必死に歯を食いしばりました。
3年の春に、次年度以降の登録選手人数が規定を下回ることから、廃部の危機に晒されたこともありました。
死に物狂いで新歓して、そして入部してくれた21プレ・マネの皆には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、今でも8割以上がラクロスを続けてくれていることが本当に嬉しいです。
あなた達のおかげで、19世代は今季も試合に出場することができます。本当にありがとう。
尊敬する18世代が引退して、いよいよ自分達の代になってからは、上級生プレイヤーが少ないこと・21世代マネージャーが多いことから後輩育成への注力が必須となりました。
知識もノウハウも、例年の上級生より乏しい中での育成は本当に大変でしたが、歩望を始めとした同期プレイヤー、同期マネの3人と何度も話し合い、手探りでラクロスを教えました。
上級生マネージャーに対する育成対象マネージャーの人数が多く、一人一人に育成が行き渡らない時期もあり不安でしたが、ここまで粘り強くラクロスに向き合ってくれた20・21マネには頭が上がりません。ありがとう。
そして今年に入り、沢山の22世代が入部を決めてくれ、
より一層部活動が活気あるものとなりました。
彼ら彼女らが毎日真剣にラクロス打ち込む姿を見ると、
"もっと22世代と早く出会いたかった"と、
心の内から湧き上がるものがあります。
コーチの方々の協力も得ながら、着実に成長している22世代を筆頭に、これからのラクロス部が楽しみで仕方ありません。
こんなことを言うと怒られそうですが、
主将の歩望は人の何倍も繊細です。
この間も、
「後悔しかない。
俺は何もできなかった。
3年までずっとサボってきて、
ようやく本気になった時にはもう遅かった。
だけど、カッコ悪いけど俺は自分達の代で勝ちたい」
と想いを口から漏らしていました。
そう言った彼は誰よりもカッコよかったし、
彼を信じてよかったと心の底から感じました。
私たちには、59人の仲間がいます。
同期が皆辞めて、
自分達も情熱を失い、
誰もがラクロスを諦めたくなった時、
それでも、先輩の意思を紡ごうと必死に耐えた
何よりも大切な同期6人のおかげで、
今のラクロス部があります。
「出来ることが増えた」
「部活に来るのが楽しい」
「次はどんな戦術をしようか」
そうやって、目を輝かせながら部活に打ち込む同期や後輩を見ていると、あの時辞めなくて良かったと、心底思います。
「後悔している」と歩望は漏らしましたが、
この皆の姿こそが、私たちが何度倒れても立ち上がり、
ラクロスを続けてきた"証"ではないかと思います。
誰もがこの部活を、ラクロスを、仲間を
嘘偽りなく真っ直ぐに「大好き」と言えるような、
そんな部活動を作りたい。
関わる全ての人のために、私はラクロスをしたい。
そんな想いで、ここまで来ました。
そして、今までの全てを乗り越え、
数えきれない人たちに助けられ、
19世代は最後のリーグ戦を迎えます。
どうしようもない先輩っ子だった私が、
不器用だけどアツくて頼り甲斐のある同期も、
私たちを信じてついてきてくれた後輩も、
樽商ラクロス部を支えてくれるOBOGコーチも、
今では全てが尊く、愛おしく、
言葉では表し尽くせない程、感謝の気持ちで一杯です。
1分でも1秒でも長く、成長したい。
そしてもっと、みんなとラクロスがしたい。
もう少しだけ、
どうしようもない19世代に
力を貸してください。
#あげてこ