街の中に芸術作品が展示されることがありますが、芸術か? リアルか? 判断に迷うものもあるようです。

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ドイツで現実にはありえない車を道路に設置→「うそっ、駐禁チケットを切られてる!」

ドイツの都市カールスルーエの通りに、1台の赤いトラック。
こちらはオーストリアのアーティスト、エルヴィン・ヴルム氏の作品で、まるでカートゥーンのようにトラックの後ろ半分が曲がっている面白い作品です。

誰の目にもアートとわかるオブジェですが……。

ワイパーのところ見ると、白い紙が。

なんとカールスルーエの自治体では、駐車違反をしている車としてチケットを切ったようです。

仕事に実直なドイツらしいと、海外掲示板には多くのコメントが寄せられていました。


●違反チケットが作品を完全なものにした。

↑リアリティを出すため、計画通りだったんだよ。

↑いちおうナンバープレートもあるし、違法に駐車されているし、駐禁を切らなきゃドイツ人じゃないよね。

↑手続きは踏まないと。

↑一応本物の車ではないけどね。あと駐車されているというよりは、座ってるだけなんだが……。

●アーティストは、この結果にスリルを感じているにちがいない。作品を次のレベルに上げたよ。

↑確かにチケットまで含めてアートの一環になった。

●ドイツのユーモアのひとつだな。過去には作品をきれいにして台無しにしたと言うニュースもあったが。

↑展示品を掃除するのに芸術の学位が必須のときがある。2人ほど清掃職員が持っているのを知っているよ。

↑油で汚れたバスタブがアートに入るなら、我が家の2階の風呂はかなりのお金になったと思う。

●オーストリアのアーティストは支持すべきではないというレッスンをわれわれは学んだのじゃなかったのか。
(画家だったヒトラーはオーストリア出身)

●みんなが思っているよりもドイツ人にユーモアのセンスがあるか、あるいは思っている通りのユーモアのセンスしかないか、そのどちらかだ。いずれにせよ結果はすばらしい。

●チケットを切られて当然なのは、今カールスルーエは都市300周年で、向こう数か月は駐禁に厳しいんだ。そこらじゅうで祝っているよ。

●ドイツ人として言うが、何ら問題があるように思えない。どう見ても違反駐車ではないか。


結局、本気なのかユーモアなのかわからずじまいですが、作品としての味が出たことは間違いないようです。

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車の画像はリンク先をご覧ください。
前半分は普通の車なので、切符を切る気持ちもわかる気がします。
しかしこの車、走り出したり(滑り落ちたり)しないのでしょうか。
そっちのほうが心配になります。

展示自体許可が取られていれば問題ないと思いますが、ユーモアなんでしょうかねはてなマーク

カールスルーエはドイツ連邦共和国の最高裁判所に該当する連邦憲法裁判所や連邦裁判所の所在地として、ドイツの「司法首都」となっているそうで、それを考えると違反切符も納得かもしれません。
難病に苦しむ子供をスターが励ますというのはよく聞く美談ですが、相手が女王様だったら、さすがに難しいのではないでしょうか。

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イギリスの大女優ヘレン・ミレンは女王を演じきった。余命わずかの少年のために。

イギリスに住む幼い少年は、あと数週間の命といわれていた。そんな彼の願いは、イギリス女王に会うことだった。本物の女王との面会が不可能な夢だとわかったとき――女優ヘレン・ミレンは、“次の願い”を叶えてあげることに決めた。

10歳の少年オリバー・バートンは、人生のほとんどの時間を白血病と闘ってきた。イギリスの地元紙「レスター・マーキュリー」によると、3歳のときにダウン症と初めて診断されてから、オリバーは3回の大きな手術を乗り越えてきた。しかし、医師は5月初め、オリバーの家族に告げた。「最近、再発した症状の治療はできない」と。

Facebookのオリバー支援ページで、彼の家族は「オリバーの残された時間で、ウィッシュリスト(願いごとリスト)を叶えながら過ごさせてあげたい」と発表した。イギリス大衆紙「サン」によると、オリバーのリストの上位には「バッキンガム宮殿で女王と面会すること」があったという。

イギリスの国立子供腫瘍白血病がんトラストは、オリバーのために、大英帝国勲章受章のディムの称号を持つ大女優ヘレン・ミレンとの面会を設定することができた。ミレンは最近、ウェストエンドの舞台「ザ・オーディエンス」で女王を演じていたのだ。

ミレンが出演するロンドンの舞台を観るために、オリバーのもとにはリムジンが手配された、とレスター・マーキュリーは報じた。その後、オリバーと家族は、舞台裏の“女王のお茶会”に招待され、劇に登場するコーギー犬とも面会した。サン紙によると、ミレンは少年に、“サー・オリバー”と称号を授けたという。

「ミレンさんは、女王になりきっていました」。オリバーの父親ジェイムス・ブラウンは、イギリス紙「デイリー・メール」に語った。「オリバーは彼女が本当の女王だと信じ、私たちにはそれだけでもう十分だったんです」

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イギリス人にとって、女王はとても大きな憧れの存在なのですね。

ヘレンさんの写真を見ると、若いころの女王陛下、という感じですね。
何かものまね歌合戦で、後ろから本人が登場する光景が思い浮かんでしまいましたが。
大女優と会うだけでも大変なことだと思います。

実際の女王でなくてもいい。
心から演じているとき、ヘレンさんは確かに女王であったろうと思います。
洋画はいろいろありますが、スウェーデン映画をご覧になったことはありますか?

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独特の世界観にファン急増中の“スウェーデン映画”に注目!

個性派俳優としても引っ張りだこの芸人・板尾創路がナレーションを担当した、話題のスウェーデン映画『さよなら、人類』が8月8日(土)より公開される。昨年来、劇場でロングランヒットとなった『シンプル・シモン』や『100歳の華麗なる冒険』、さらにカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査員賞を受賞した『フレンチアルプスで起きたこと』が7月4日(土)に公開となるなど、いま、スウェーデンには勢いのある作品ばかり。独特の世界観で人々を魅了し続ける、スウェーデン映画の魅力に迫った。

スウェーデンといえば、近年話題の北欧インテリアや空間デザインの魅力が先行されがちだが、実はこれまで、映画界をけん引してきた巨匠・鬼才を数多く輩出する“映画大国”としての一面も持っている。その代表的な存在が、板尾さん始め、倉本美津留(放送作家)、岡田利規(演劇作家)、福里真一(CMプランナー)など、業界の垣根を越えた熱狂的なファンを有する、巨匠ロイ・アンダーソンだ。

ロイ・アンダーソン、その才能を世界が絶賛!

アカデミー賞受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を抑え、第71回ヴェネチア国際映画祭にて「金獅子賞」(グランプリ)を受賞したアンダーソン監督の『さよなら、人類』。「ヴェネチア史上最高の映画!」(ポジティフ誌)との絶賛を受け、すでに日本のTwitter上でも「最新作公開が待ちきれない!」という声も相次いでいる。

彼が26歳で完成させた『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』('69)は、初の長編映画にしてベルリン国際映画祭で4つの賞を受賞。少年と少女の淡い恋を瑞々しく描いた本作は、スウェーデンで70万人を超える動員を記録し社会現象にもなった。以降、2作目『Giliap』がカンヌ国際映画祭の監督週間に選出。人間の本質がシニカルな視点で描かれた“リビング・トリロジー”3部作の<序章>『散歩する惑星』('00)はカンヌ国際映画祭「審査員特別賞」を受賞し、続く<第2章>『愛おしき隣人』('07)では、スウェーデンアカデミー賞にて「グランプリ」を含む3冠に輝いた。

アンダーソン監督独自の、固定ショットや綿密に構想された絵画的なシーン、不条理な笑い、本質的なヒューマニティは、常に各国の映画祭から大絶賛。5作目となる長編映画『さよなら、人類』は、15年かけて完結した“リビング・トリロジー”の最終章となる。ストックホルムに自身のスタジオを設立し、CG全盛のこの時代に、全編にわたり細部にまでこだわったセットを組み立て撮影を行った。

映画史に影響を与えてきたスウェーデンの至宝たち

昨年、日本公開のものだけでも、『シンプル・シモン』(アンドレアス・エーマン監督)、『ストックホルムでワルツを』(ペール・フライ監督)、『100歳の華麗なる冒険』(フェリックス・ハーングレン監督)と、相次いでスマッシュヒット。加えて、今年は、カンヌで話題を呼んだ『フレンチアルプスで起きたこと』(リューベン・オストルンド監督)、そしてロイ・アンダーソンの『さよなら、人類』と、今年もその人気はとどまるところを知らない。意外と知られていないが(!?)、スウェーデン映画界の巨匠たちは世界でも一目置かれる存在だ。

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考えさせられる不条理系のお話は好きなので気になります。
「さよなら人類」と聞くとどうしても「たま」の曲を思い出してしまいますが。
構想15年、撮影4年。撮影期間中他の仕事は一切しなかったそうです。

予告編を見て、
「人類は何度も過ちを繰り返す。それでも、一人一人の人生は最高に愛おしい」
「世の中うまくいかないことばかり それでも明日はやってくる」の言葉にぐっときました。

オフィシャルサイトはこちらです。