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セックスがらみのスキャンダルを耳にすること、多いですよね。「あの有名人がセックス依存症?」という記事でにぎわうことも多々あります。

しかし本当に、セックス依存症は病気なのでしょうか? それとも単なる言い訳なのでしょうか? 実はこの疑問、専門家をも悩ませている難問なのだそうです。

セックス依存症が“病気か言い訳か”について、専門家の意見を聞いてみましょう。インドのニュースサイトTimes OfIndiaから、セックス依存症についてお送りいたします。

前編の今回は、精神医学とセラピストの観点からお伝えしていきます。

タイガー・ウッズがセックス依存症のリハビリ施設に入所してから、各地のリハビリ施設は、入所希望者が殺到しているとのことです。

精神医学の権威・米国精神医学会は、セックス依存症の定義を“もし、セックスやマスターベーションのために多過ぎる時間を使い、そのため仕事やその他の大切な活動に支障をきたしている場合は病的である”と提示しています。

とはいえこの定義も、どのぐらいからが“多過ぎる”のかを明確にしておらず、あいまいです。(じゃあ、少な過ぎるって、どんなのを指すのでしょうね……)

また米国精神医学会では、セックス依存症をDSM(精神疾患の分類と診断の手引)に掲載するかどうかで、論争があったのとのことです。つまり病気か、病気じゃないかで精神科医の意見も分かれているということです。

ハーバード大学医学部教授のマーティン・カフカ教授と、米国精神医学会の性障害研究チームが2009年に発表した“過剰性欲媚薬 通販”の定義では“15歳以降、少なくとも6ヶ月以上、一週間に7回以上オーガズムに達していること”となっていますが、高校時代などには、結構ありがちなことじゃないかという話もあります。

そんなわけで、定義があいまいなままのセックス依存症は、患者がどのぐらいいるのか、さっぱりわかりません。

医師にも病気かどうかの判断に迷いがあるのですから、統計の取りようもないと思いますが、セックス依存症に苦しみ、なんとか抜け出したいと望む人には、状況はまだまだ厳しいままです。

更に同じ依存症でも、セックス依存症には特有の難しさがつきまといます。例えば、禁酒が一番の解決策となるアルコール依存症と違って、元々、人間の自然な欲求であるセックスに関しては、“慎む”一点張りでは最善の解決策とはなりにくいという点が、その例です。

セックス依存症回復施設を運営しているロバート・ワイス氏によると、最も重症の患者は、セックスやポルノから隔絶した施設に入所して、個人やグループセラピーで、セックスに関連しない、やりがいある活動を見つけることが促されます。

しかしこのような回復プログラムが整備されたアメリカでも、問題は山積しているようです。ワイス氏は、セックス依存症患者に、健康的な恋愛関係の持ち方を教えるのは困難で、一筋縄ではいかないと告白しています。

また、元・米国心理学会依存症局長のトーマス・ホルバート氏は、下記のようなコメントをしています。

「大抵のアメリカでの治療プログラムは、患者がなぜセックスに耽溺することになったのかを考慮しないまま、患者にセックス関連活動を慎むように要求します。これでは理由がわからないまま、苦しむことになってしまいます」

いかがでしたか? セックス好きとセックス依存症は、全く違うことみたいですね。医師もセラピストも、手探りで解決策を探している状態だというのは不安ですが、定義があいまいなままだと解決策が探しにくいのかもしれません。

後編の次回は、セックス依存症について脳科学の観点からお送りいたします。

【依存症の恐怖】

※ 恐怖!身の毛もよだつ「スマートフォン依存症」の実態

※ あなたも言ってるかも!? 恋愛依存者がよく使う言葉3つ

※ これは怖い…身の毛もよだつ「セックス依存症」の真実

※ 過激ダイエットとアルコール依存症の因果関係が判明!

【参考】

※ Is sex addiction just a convenient excuse?